外為サマリー:134円60銭台で推移、日銀副総裁候補の発言には反応薄
24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=134円60銭前後と22日の午後5時時点に比べて10銭強のドル安・円高となっている。
この日のドル円相場は、衆議院議院運営委員会で行われた次期日銀総裁候補の植田和男氏への所信聴取を受けて大きく上下に振れる場面があった。午前9時30分ごろに「日銀が行っている金融政策は適切。金融緩和を継続し、企業が賃上げできる環境を整える」と述べたことが伝わると、現在の方針を踏襲しているとの見方などから一時134円00銭台まで軟化。ただ、その後は134円90銭台まで急速に切り返した。午後には次期日銀副総裁候補である日銀理事の内田真一氏と前金融庁長官の氷見野良三氏が所信聴取に臨んだが、ドル円相場の反応は限定的で134円60銭台を中心にもみ合った。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0597ドル前後と22日の午後5時時点に比べて0.0050ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=142円64銭前後と同90銭弱のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS
この日のドル円相場は、衆議院議院運営委員会で行われた次期日銀総裁候補の植田和男氏への所信聴取を受けて大きく上下に振れる場面があった。午前9時30分ごろに「日銀が行っている金融政策は適切。金融緩和を継続し、企業が賃上げできる環境を整える」と述べたことが伝わると、現在の方針を踏襲しているとの見方などから一時134円00銭台まで軟化。ただ、その後は134円90銭台まで急速に切り返した。午後には次期日銀副総裁候補である日銀理事の内田真一氏と前金融庁長官の氷見野良三氏が所信聴取に臨んだが、ドル円相場の反応は限定的で134円60銭台を中心にもみ合った。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0597ドル前後と22日の午後5時時点に比べて0.0050ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=142円64銭前後と同90銭弱のユーロ安・円高で推移している。
出所:MINKABU PRESS