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新興市場銘柄ダイジェスト:リベロは大幅に続伸、QDレーザがストップ高


<9245> リベロ 824 +54
大幅に続伸。10万株(1.30億円)を上限として自社株を取得すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.88%。取得期間は21日から9月30日まで。資本効率の向上と株主への利益還元を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行することが目的。また、定款を一部変更し、旅行業法に基づく旅行業、古物の売買及び賃貸、クレジットカード契約の取次及び斡旋を事業目的に追加している。

<3999> ナレッジスイート 865 +2
昨年来高値。中堅・中小企業のDXを加速させるため、自社の次世代型「Knowledge Suite」で米OpenAIの対話型AIチャットボット「ChatGPT」を活用した助言機能の検証を開始したと発表している。ChatGPTの助言機能は、企業でのディスカッションや多言語翻訳、業界マーケットの状況把握などの効率化と親和性が高く、今年のできるだけ早いタイミングでAIチャットボットが実装されたサービスの機能リリースを計画しているという。

<6613> QDレーザ 633 +100
ストップ高。ソニーグループ<6758>のソニー(東京都港区)と協業契約を締結したと発表している。自社の網膜投影機器「RETISSA NEOVIEWER」とソニーのデジタルスチルカメラのサイバーショット「DSC-HX99」をソニー関連会社が運営する日本の店舗でセット販売する。今後、日本の直販サイトや米国での販売も予定しているという。RETISSA NEOVIEWERは、レーザ網膜投影装置をデジタルカメラのビューファインダーに応用した製品。

<1447> ITbookHD 414 +5
4日続伸。グループ会社が画像処理AIを利用したボーリングコア判定アプリケーション「MARCRAY」で、AIを活用した技術・製品での技術審査証明を取得したと発表している。建設業界では初めてという。技術審査証明は、建設技術審査証明協議会が技術審査の結果に基づいて交付する新技術等の証明で、MARCRAYは品質検査の生産性を向上させる開発目標に達しているとして交付されたという。

<7066> ピアズ 794 +1
朝高後、値を消す。連結子会社の株式売却完了に伴い、23年9月期第2四半期決算で約1.3億円の特別利益を計上する見込みと発表している。ピアズは1月18日にシステム開発などを手掛けるXERO(東京都港区)をコンサルティング会社のcoLAB.(横浜市)に譲渡すると発表していた。通期業績への影響は現在精査中で、今後開示が可能となった時点で速やかに公表する。現在の通期純損益予想は0.03億-0.65億円の黒字(前期実績は1.01億円の赤字)。

<7779> サイバーダイン 305 +8
大幅に続伸。400万株(11.88億円)を上限とする自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は2.91%。21日朝の立会外取引(ToSTNeT-3)で買い付けを委託する。株主価値の向上を図るとともに、機動的・戦略的な企業買収に加え、グループの取締役や従業員に対する中長期的なインセンティブの付与としての株式報酬など経営環境の変化に対応した資本政策を遂行するため。
《ST》

 提供:フィスコ

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