出光興産は冴えない、今期業績予想の下方修正を嫌気
出光興産<5019>は冴えない。14日の取引終了後、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。売上高は9兆1700億円から9兆1000億円(前期比36.1%増)、最終利益は3250億円から2200億円(同21.3%減)に見通しを引き下げており、嫌気されたようだ。ただ、取得総数2900万株(自己株式を除く発行済み株式総数の9.7%)、取得総額600億円を上限とする自社株買いの実施も公表しており、下値は限られた。
これまで22年10月以降で90ドルとしていた原油価格(ドバイ原油)の前提を23年1月以降は80ドルと見直した。想定為替レートも1ドル=145円(22年10月以降)から、1ドル=130円(23年1月以降)に修正した。これに伴い、原油および石油製品などの在庫影響による利益が減少する見込みとなった。自社株の取得期間は2月15日から24年2月14日。取得した株式のすべてを24年3月29日に消却する予定。
出所:MINKABU PRESS
これまで22年10月以降で90ドルとしていた原油価格(ドバイ原油)の前提を23年1月以降は80ドルと見直した。想定為替レートも1ドル=145円(22年10月以降)から、1ドル=130円(23年1月以降)に修正した。これに伴い、原油および石油製品などの在庫影響による利益が減少する見込みとなった。自社株の取得期間は2月15日から24年2月14日。取得した株式のすべてを24年3月29日に消却する予定。
出所:MINKABU PRESS