ブロードエンタープライズ---22年12月期は2ケタ増収、売上高は過去最高値を更新
ブロードエンタープライズ<4415>は14日、2022年12月期決算を発表した。売上高は前期比19.7%増の29.92億円、営業利益は同49.3%減の2.89億円、経常利益は同76.5%減の1.25億円、当期純利益は同77.6%減の0.77億円となった。
※2022年12月期より、「収益認識に関する会計基準」が適用されているため、前期比については大幅な影響を受けている。
マンション向け高速インターネット「B-CUBIC」においては、新たに開設した支店による販売体制の強化とパートナー企業の増加及び連携の強化を推進した結果、受注件数は堅調に推移し今後も引き続き増加するものとしている。
IoTインターフォンシステム「BRO-LOCK」においては、シンプルかつ明瞭なプラン「エントリーモデル」をリリースし、新規顧客獲得を推進してきた。また、施工体制の強化を図り、物件当たりの工期短縮を推進してきた。この結果、受注件数は飛躍的に増加し、売上は順調に推移している。
また、空室に悩むマンションオーナーへの提案の新たな取り組みとして、リフォーム及びリノベーション会社との提携を進め、最新のIoTデバイスを軸にした宅内IoTリノベーション「BRO-ROOM」の販売体制構築を推進、提供を開始した。
2023年12月期通期の業績予想について、売上高は前期比22.5%増の36.66億円、営業利益は同26.2%増の3.66億円、経常利益は同59.0%増の2.00億円、当期純利益は同71.0%増の1.33億円を見込んでいる。
《NS》
提供:フィスコ