クリアル---3Qは2ケタ増収増益、「CREAL」サービスの累計投資額が242億円を突破するなど順調
クリアル<2998>は14日、2023年3月期第3四半期(22年4月-12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比37.3%増の121.23億円、売上総利益は同28.1%増の16.72億円、営業利益は同19.4%増の5.34億円、経常利益は同23.8%増の4.94億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同22.2%増の3.41億円となった。
「CREAL」サービスにおいて、東京23区の区分レジデンスのリノベーション、商業施設、物流施設、一棟レジデンス、コリビングの不動産ファンドをオンラインで提供して運用資産の残高とアセットタイプの拡大を図るとともに、着実に売却を実行しオンライン投資家にリターンを提供することで、投資家会員数は約3.7万人、累積投資金額は242億円を突破した。「CREAL Partners」サービスでは、中古ワンルームマンションの販売本数を伸ばし、付随する賃貸管理物件数の増加につなげた。そして「CREAL Pro」サービスにおいては、海外機関投資家を対象に国内レジデンスを複数組み入れたファンドを新規組成することで、ファンド組成手数料及びアセットマネジメントフィーの増加につなげた。
2023年3月期通期については、売上高は前期比51.2%増の160.00億円、売上総利益は同33.8%増の20.80億円、営業利益は同53.0%増の4.80億円、経常利益は同67.3%増の4.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同56.6%増の2.70億円とする、2022年12月27日に修正した連結業績予想を据え置いている。
《SI》
提供:フィスコ