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5781東邦金属

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東邦金はS高カイ気配に張り付く、新技術開発で核融合科学研究所と新たな契約締結

 東邦金属<5781>に投資資金が集中し、前日比150円高はストップ高となる1045円でカイ気配に張り付いている。株価は1月末に長い上ヒゲをつける形で1000円にタッチしたが、それ以来の4ケタ大台回復となる。

 タングステンやモリブデンの希少金属の加工を手掛け、特殊電極などで実績が高い。そうしたなか、同社は核融合科学研究所と共同で開発した異種金属接合技術を発展させ、被接合材を非金属まで拡張することで、黒鉛とモリブデン合金の接合を可能とする新技術の開発に取り組む構えにある。14日取引終了後、核融合科学研究所と同技術開発を共同で行う研究契約を新たに締結したことを発表した。現在、本格的な実験に向けた準備を行っているとし、これが投資資金の食指を動かしている。今回の研究は核融合炉の実現に向けた研究開発への貢献が見込まれることで、株価に与えるインパクトも大きなものとなっている。 

出所:MINKABU PRESS

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