鹿島は後場に買われる、大型工事の施工順調で今期は一転最終増益の見通し
鹿島<1812>は後場に買われている。この日、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しはこれまでの1000億円から1050億円(前期比1.1%増)に上方修正し、減益予想から一転して増益を見込む。更に、期末配当予想を4円増額し33円(前期末比2円増配)に修正した。これらを好感した買いが集まった。
国内建設事業で大型工事の施工が順調に進捗し、売上総利益率が改善する見込みとなった。一方、売上高の見通しは2兆4300億円から2兆4000億円(同15.4%増)に引き下げた。為替相場の変動に伴い、海外関係会社の業績について外貨換算額の減少を主因に売上高と利益ともに減少する見込みとなった。年間配当は前期比4円増配の62円の計画となる。
出所:MINKABU PRESS
国内建設事業で大型工事の施工が順調に進捗し、売上総利益率が改善する見込みとなった。一方、売上高の見通しは2兆4300億円から2兆4000億円(同15.4%増)に引き下げた。為替相場の変動に伴い、海外関係会社の業績について外貨換算額の減少を主因に売上高と利益ともに減少する見込みとなった。年間配当は前期比4円増配の62円の計画となる。
出所:MINKABU PRESS