アーバネットコーポレーション---2Qは減収なるも、ホテル事業が大幅増収
アーバネットコーポレーション<3242>は10日、2023年6月期第2四半期(22年7月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.6%減の58.26億円、営業利益が同49.4%減の2.02億円、経常利益が同84.0%減の0.49億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同82.5%減の0.32億円となった。
不動産事業の売上高は前年同期比7.1%減の57.65億円、セグメント利益は同23.0%減の6.93億円となった。不動産開発販売については、投資用ワンルームマンション4棟149戸及び用地1件の売却により、売上高は55.02億円(前年同期比6.1%減)となった。不動産仕入販売については、中古マンションの買取再販及び中古戸建の買取再販がなかった(前年同期は0.62億円)。その他不動産事業については、不動産仲介及び不動産賃貸業等により、売上高は2.62億円(前年同期比7.4%減)となった。
ホテル事業の売上高は前年同期比97.9%増の0.65億円、セグメント損失は0.17億円(前年同期は0.31億円の損失)となった。ホテルアジール東京蒲田の宿泊料等が計上された。
2023年6月期は第3四半期以降に売上計上が集中していることから、通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.0%増の200.00億円、営業利益が同3.5%増の23.00億円、経常利益が同3.2%増の20.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.7%増の13.50億円とする期初計画を据え置いている。なお、今期、売上計上予定のプロジェクトは全て売買契約締結済みである。
《YI》
提供:フィスコ