帝人は一時4%安、今期は一転最終赤字に転落へ
帝人<3401>が朝高後下げに沈み、一時4%安となった。この日、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。最終損益の見通しは従来の160億円の黒字から180億円の赤字(前期は231億5800万円の黒字)に修正した。一転して最終赤字に転落する見込みとなったことを嫌気した売りに押されたようだ。
売上高は1兆500億円から1兆300億円(前期比11.2%増)に見通しを引き下げた。マテリアルセグメントにおける欧州拠点での工場火災に伴う生産量と販売量の減少や、米国拠点での設備故障復旧後の立ち上げ遅延、中国のロックダウン後の経済停滞に伴う需要減の影響などを織り込んだ。更に、米国のTeijin Automotive Technologiesについて、のれんに関する減損損失を計上したことも響く。
出所:MINKABU PRESS
売上高は1兆500億円から1兆300億円(前期比11.2%増)に見通しを引き下げた。マテリアルセグメントにおける欧州拠点での工場火災に伴う生産量と販売量の減少や、米国拠点での設備故障復旧後の立ち上げ遅延、中国のロックダウン後の経済停滞に伴う需要減の影響などを織り込んだ。更に、米国のTeijin Automotive Technologiesについて、のれんに関する減損損失を計上したことも響く。
出所:MINKABU PRESS