<動意株・7日>(大引け)=テクノスJ、MHTなど
テクノスジャパン<3666>=物色人気で上値指向鮮明。前日比6%超の上昇で600円台まで上値を伸ばし、2月2日につけた昨年来高値610円奪回を視界に入れてきた。ERPソフトの導入支援ビジネスを手掛けるほか、顧客情報を統合・一元管理する顧客管理システム(CRM)の構築でも強みを発揮する。更に、ERPとCRMを連携してサプライチェーンの効率化を実現するプラットフォーム(CBP)を独自開発し、顧客ニーズを獲得している。23年3月期第3四半期(22年4~12月)累計の営業利益は前年同期比17%増の11億2400万円と2ケタ成長を確保したが、特に直近四半期10~12月期の伸びが際立っており、マーケットの視線が集まっている。
メンタルヘルステクノロジーズ<9218>=押し目買いに4日ぶり切り返す。企業の産業保健業務に属する「社員の心の健康」の管理を中心としたクラウドサービスを提供し、メンタルヘルス分野のオンリーワン的企業として脚光を浴びている。業績面ではここ数年来トップラインの伸びが著しいが、増収効果から損益も前の期の黒字転換を経て拡大基調を強めている。そうしたなか、6日取引終了後に22年12月期業績の上方修正を発表、売上高は従来計画の20億2700万円から22億8800万円(前の期比58%増)、営業利益は3億4700万円から3億6600万円(同2.7倍)に増額しており、これが株価を刺激している。年初から一貫した下値切り上げ波動を形成し、前週末に1520円の戻り高値を形成後に調整を入れていたが、足もとでは改めて好業績評価の押し目買いを誘導している。
明豊ファシリティワークス<1717>=続急伸で800円台目前に迫る。同社は建設プロジェクトが円滑に推進されるための施工管理業務であるコンストラクションマネジメントを手掛ける。庁舎などの公共関連が好調なほか、オフィスなど民間需要も活発で業績は会社側の想定を上回って推移。利益率の向上を背景に23年3月期営業利益は従来予想の8億6500万円から9億2000万円(前期比6.4%増)に増額修正した。これにより前期比横ばい見通しから増益見通しに変わっただけでなく、21年3月期に達成した9億900万円も上回り過去最高利益更新見通しとなる。更に好業績を背景に株主還元も強化し、今期年間配当は従来計画に2円50銭増額の31円50銭とする。時価換算で配当利回りは4%を超え、これを評価する買いを引き寄せている。
日本ケミコン<6997>=急反発。同社は6日取引終了後、23年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の93億円から115億円(前期比30.7%増)に引き上げたことが好感されているようだ。売上高予想も1550億円から1600億円(同14.0%増)に上方修正。高付加価値品の拡販や販売価格の是正、構造改革の諸施策実行による生産性の向上により収益性の改善を図っていることが主な要因だとしている。
免疫生物研究所<4570>=物色人気にストップ高。研究用試薬の開発販売を行うバイオベンチャーで抗体作製技術に強みを有する。6日取引終了後、23年3月期第3四半期(22年4~12月)決算を発表したが、営業損益が1800万円の黒字と赤字脱却を果たした。23年3月期はわずかながら10期ぶりの営業黒字転換を見込んでいたが、第3四半期時点で通期計画を超過した。これを手掛かりに上値を見込んだ投資資金が流入している。株価は上値抵抗ラインとなっていた13週移動平均線を一気に上抜きトレンド転換を示唆している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
メンタルヘルステクノロジーズ<9218>=押し目買いに4日ぶり切り返す。企業の産業保健業務に属する「社員の心の健康」の管理を中心としたクラウドサービスを提供し、メンタルヘルス分野のオンリーワン的企業として脚光を浴びている。業績面ではここ数年来トップラインの伸びが著しいが、増収効果から損益も前の期の黒字転換を経て拡大基調を強めている。そうしたなか、6日取引終了後に22年12月期業績の上方修正を発表、売上高は従来計画の20億2700万円から22億8800万円(前の期比58%増)、営業利益は3億4700万円から3億6600万円(同2.7倍)に増額しており、これが株価を刺激している。年初から一貫した下値切り上げ波動を形成し、前週末に1520円の戻り高値を形成後に調整を入れていたが、足もとでは改めて好業績評価の押し目買いを誘導している。
明豊ファシリティワークス<1717>=続急伸で800円台目前に迫る。同社は建設プロジェクトが円滑に推進されるための施工管理業務であるコンストラクションマネジメントを手掛ける。庁舎などの公共関連が好調なほか、オフィスなど民間需要も活発で業績は会社側の想定を上回って推移。利益率の向上を背景に23年3月期営業利益は従来予想の8億6500万円から9億2000万円(前期比6.4%増)に増額修正した。これにより前期比横ばい見通しから増益見通しに変わっただけでなく、21年3月期に達成した9億900万円も上回り過去最高利益更新見通しとなる。更に好業績を背景に株主還元も強化し、今期年間配当は従来計画に2円50銭増額の31円50銭とする。時価換算で配当利回りは4%を超え、これを評価する買いを引き寄せている。
日本ケミコン<6997>=急反発。同社は6日取引終了後、23年3月期通期の連結業績予想修正を発表。営業利益の見通しを従来の93億円から115億円(前期比30.7%増)に引き上げたことが好感されているようだ。売上高予想も1550億円から1600億円(同14.0%増)に上方修正。高付加価値品の拡販や販売価格の是正、構造改革の諸施策実行による生産性の向上により収益性の改善を図っていることが主な要因だとしている。
免疫生物研究所<4570>=物色人気にストップ高。研究用試薬の開発販売を行うバイオベンチャーで抗体作製技術に強みを有する。6日取引終了後、23年3月期第3四半期(22年4~12月)決算を発表したが、営業損益が1800万円の黒字と赤字脱却を果たした。23年3月期はわずかながら10期ぶりの営業黒字転換を見込んでいたが、第3四半期時点で通期計画を超過した。これを手掛かりに上値を見込んだ投資資金が流入している。株価は上値抵抗ラインとなっていた13週移動平均線を一気に上抜きトレンド転換を示唆している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS