UBEが軟調、樹脂・化成品の下振れで業績・配当予想を下方修正
UBE<4208>が軟調。前週末3日の取引終了後、23年3月期第3四半期累計(22年4~12月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績・配当予想を下方修正しており、嫌気された。最終損益の見通しは20億円の黒字から60億円の赤字(前期は245億円の黒字)に引き下げた。これまで50円としてきた期末配当予想は45円(前期末比5円減配)に見直した。
樹脂・化成品セグメントでは、アジアや欧州市場でナイロンポリマー・カプロラクタムなどの需要減退に伴い、販売数量が減少する。価格スプレッドの縮小や、セメント関連事業の持ち分法適用関連会社において、販売価格の是正遅れにより損益が悪化する見通しとなったことなども響く。
出所:MINKABU PRESS
樹脂・化成品セグメントでは、アジアや欧州市場でナイロンポリマー・カプロラクタムなどの需要減退に伴い、販売数量が減少する。価格スプレッドの縮小や、セメント関連事業の持ち分法適用関連会社において、販売価格の是正遅れにより損益が悪化する見通しとなったことなども響く。
出所:MINKABU PRESS