タクマ---「階段炉下水汚泥焼却発電システム」、「新エネ大賞」で資源エネルギー庁長官賞を受賞
タクマ<6013>は2日、「階段炉下水汚泥焼却発電システム」が、新エネルギー財団の「令和4年度新エネ大賞」にて、資源エネルギー庁長官賞を受賞したことを発表。
新エネ大賞は、新エネルギーの導入促進と普及及び啓発を図るため、新エネルギーに係る商品及び新エネルギーの導入、あるいは普及啓発活動を広く募集し、厳正、公正なる審査により、優秀と認められる応募に対して賞を授与するものである。
同システムは、下水汚泥の焼却廃熱を利用して汚泥乾燥および発電を行うシステムである。階段炉、廃熱ボイラ、蒸気発電機、汚泥乾燥機で構成され、燃焼熱を廃熱ボイラで回収して汚泥乾燥と蒸気発電に利用することにより、補助燃料である化石燃料を使用せずに焼却を行い、電力を創出できる。また、下水汚泥焼却に伴うN2O(CO2の298倍の地球温暖化係数を有する温室効果ガス)発生量が従来型焼却炉の1/6~1/10と低く、温室効果ガスの削減にも貢献できる。
《SI》
提供:フィスコ