パナHDが5日続落、中国の市況悪化で23年3月期営業利益予想を下方修正
パナソニック ホールディングス<6752>が5日続落している。2日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、営業利益を3200億円から2800億円(前期比21.7%減)へ、純利益を2350億円から2100億円(同17.8%減)へ下方修正したことが嫌気されている。売上高は8兆2000億円(同11.0%増)の従来見通しを据え置いたものの、中国のICT市況やFA市況の悪化などによる事業環境の変化を織り込んだとしている。
同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高6兆2245億円(前年同期比14.8%増)、営業利益2342億2000万円(同14.6%減)、純利益1628億7000万円(同16.7%減)だった。顧客の自動車生産回復や部材高騰分の価格改定効果でオートモーティブ事業は増益となったが、家電などのくらし事業やデータセンター向け蓄電システムなどエナジー事業も苦戦した。
出所:MINKABU PRESS
同時に発表した第3四半期累計(22年4~12月)決算は、売上高6兆2245億円(前年同期比14.8%増)、営業利益2342億2000万円(同14.6%減)、純利益1628億7000万円(同16.7%減)だった。顧客の自動車生産回復や部材高騰分の価格改定効果でオートモーティブ事業は増益となったが、家電などのくらし事業やデータセンター向け蓄電システムなどエナジー事業も苦戦した。
出所:MINKABU PRESS