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東京株式(大引け)=55円高、FOMC後の米ハイテク株高好感も上値重い展開に

 2日の東京株式市場は、前日の米国株市場でFOMC通過後にハイテク株中心に買われた地合いを引き継ぎ買い優勢の展開となったが、上値も重かった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比55円17銭高の2万7402円05銭と続伸。プライム市場の売買高概算は11億9648万株、売買代金概算は2兆8939億円。値上がり銘柄数は524、対して値下がり銘柄数は1242、変わらずは70銘柄だった。

 きょうの東京市場は、朝方買い優勢で始まった後、日経平均はすぐに値を消し一瞬マイナス圏に沈むなど不安定な値動き。ただ下値では買い需要が旺盛で、その後は切り返し2万7000円台前半で頑強な値動きを続けた。前日の米国株市場では、パウエルFRB議長がFOMC後の記者会見でインフレの伸び率鈍化に言及し、これを受けてFRBによる金融引き締め策が早晩打ち止めとなることへの期待が高まり、半導体などハイテクセクターを中心に買いを集めた。東京市場でも米株高を受けリスク選好の地合いとなった。ただ、決算発表が本格化するなか積極的に上値を買い進む動きはみられず、外国為替市場でドル安・円高に振れたことも自動車など輸出セクターに向かい風となった。値下がり銘柄数は1200を超え、値上がり銘柄数を大幅に上回った。TOPIXは前日終値を下回って引けている。

 個別では、きょうも断トツの売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が切り返したほか、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置の主力株が上昇、日立製作所<6501>、キーエンス<6861>なども活況高となった。ファーストリテイリング<9983>が商いを伴い値を上げ、村田製作所<6981>、富士通<6702>なども買いが優勢だった。合同製鐵<5410>、中部鋼鈑<5461>が急騰、テノ.ホールディングス<7037>はストップ高に買われた。Sansan<4443>も大幅高となった。

 半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが軟調、トヨタ自動車<7203>も冴えない。三菱商事<8058>が売りに押され、東京電力ホールディングス<9501>も軟調だった。イー・ガーディアン<6050>が急落、インテリジェント ウェイブ<4847>、住友化学<4005>も大きく値を下げた。BIPROGY<8056>などの下げも目立った。

出所:MINKABU PRESS

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