富士通が3日ぶり反発、国内有力証券は目標株価2万3000円に引き上げ
富士通<6702>が3日ぶりに反発。岩井コスモ証券は1日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を2万1000円から2万3000円に引き上げた。同社は1月31日に23年3月期の連結営業利益の予想を4000億円から3750億円(前期比71.1%増)に下方修正した。欧州でのITサービスの不調などが要因だが、同証券では過度にネガティブに捉える必要はない、と指摘。日本などでのDX(デジタルトランスフォーメーション)に関連するIT投資は堅調に推移しており、業績の足枷となっていた半導体などの部品供給不足の影響の改善などによって、同社の業績は拡大方向にあるとみている。同証券では、24年3月期の同利益は4250億円を予想しており、来期予想PERなどの面から割安感があるとしている。
出所:MINKABU PRESS
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