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東京株式(大引け)=393円高、欧米株高受け大幅続伸し2万7000円台回復

 24日の東京株式市場は前日の欧米株が全面高に買われたことでリスク選好の地合いが続いた。先物を絡め日経平均は一時470円あまり上昇する場面もあった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比393円15銭高の2万7299円19銭と3日続伸。プライム市場の売買高概算は11億1923万株、売買代金概算は2兆8345億円。値上がり銘柄数は1468、対して値下がり銘柄数は312、変わらずは57銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方から主力株をはじめ広範囲に買いが流入し、日経平均株価は寄り付きで2万7000円台を回復、その後も次第高の展開で上げ幅を広げた。ここ連日で水準を切り上げてきたこともあり、目先筋の利益確定売りも出やすい場面だったが、前日の欧米株が全面高に買われたことで強気優勢の地合いが継続した。米国のインフレ懸念が後退する一方、中国経済の回復期待が投資資金を呼び込んだ。また、空売り筋のショートカバーも株価に浮揚力を与え、先物主導でインデックス買いが入り日経平均を押し上げる格好となっている。時価は日銀がイールドカーブ・コントロールの許容変動幅を拡大して緩和縮小に動く直前の株価を上回ってきた。値上がり銘柄数は全体の8割に達しており、売買代金も2兆8000億円台と増勢基調にある。

 個別では、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連が高い。売買代金断トツのレーザーテック<6920>は後場後半に値を消したがわずかにプラス圏を維持した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが高く、オリエンタルランド<4661>も値を上げた。日本電産<6594>も買いが優勢だった。テノ.ホールディングス<7037>がストップ高に買われたほか、メルコホールディングス<6676>も大幅高。荏原<6361>も物色人気に。JCRファーマ<4552>も上値を追った。

 半面、日本製鉄<5401>が後場に入り急速に値を崩すなど鉄鋼株に利益確定の動きが表面化した。ファーストリテイリング<9983>が小安く引け、エーザイ<4523>も冴えない。レノバ<9519>は大きく水準を切り下げた。北の達人コーポレーション<2930>の下げも目立つ。ラクスル<4384>、しまむら<8227>などが値を下げ、トレジャー・ファクトリー<3093>も売られた。

出所:MINKABU PRESS

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