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ダウ平均は横ばい 大手銀決算に冴えない反応も、ミシガン大指数で買い戻し=米国株後半

NY株式13日(NY時間15:55)
ダウ平均   34295.48(+105.51 +0.31%)
ナスダック   11079.46(+78.36 +0.71%)
CME日経平均先物 25825(大証終比:-255 -0.99%)

 NY時間の終盤に入ってダウ平均はプラス圏での推移が続いている。きょうのNY株式市場でダウ平均は4日続伸。取引開始前に発表になった米大手銀の決算を受けて、米株式市場は売り先行で始まった。ダウ平均も274ドル安まで下落したが、その後に発表になったミシガン大消費者信頼感指数が予想を大きく上回ったほか、米消費者のインフレ期待指数が予想以上の鈍化が示されたことで、米株式市場も序盤の下げを解消している。

 前日の消費者物価指数(CPI)に引き続き、インフレの先行きに安心感が広がり、FRBの利上げペース縮小への期待が米株式市場をサポートしている。

 大手銀の決算については、金利の上昇で純受取利息(NII)が収益に貢献していたが、景気の先行きを警戒し、貸倒引当金は予想以上に積み上げていた。ただ、事前に想定されていたことでもあり、大手銀株も序盤の売りが一巡すると買い戻されている。

 市場からは、「今年に入ってから市場はかなりいい感じで上昇している。そのため決算シーズンでは少しばかり利益確定売りが出るかもしれない」との声も出ていた。

 テスラ<TSLA>が下落。同社は世界各国で値下げの発表をしているが、きょうは米国で販売する一部モデルの価格を20%近く引き下げたと伝わっている。今回の値下げによって、一部の購入者は米政府の最大7500ドルの税額控除を受けられる可能性があるという。これを受けてフォード<F>やGM<GM>といった他の自動車株に売りが強まった。

 デルタ航空<DAL>が決算を受け下落。第1四半期の1株利益の見通しが予想を大きく下回ったことを嫌気。コスト増が旅行需要の回復を生かそうとする努力に水を差している。

 アンダーウエアなどのアパレルブランドを手掛けるヘインズ・ブランズ<HBI>が上昇。10-12月期(第4四半期)のガイダンスを示し、売上高は従来の予想範囲の上限を僅かに上回ると報告した。

 有人宇宙飛行サービスのヴァージン・ギャラクティック<SPCE>が大幅高。宇宙船「VMSイヴ」が来週から地上試験に入り、その後、機能強化を確認するための飛行試験を開始する予定だと発表した。

 ロッキード・マーチン<LMT>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げた。

 ワーナー・ミュージック<WMG>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も従来の38ドルから35ドルに引き下げた。

JPモルガン<JPM> 142.85(+3.36 +2.41%)
バンカメ<BAC> 35.23(+0.76 +2.20%)
シティグループ<C> 49.85(+0.76 +1.54%)
ウェルズ・ファーゴ<WFC> 44.18(+1.35 +3.15%)
デルタ航空<DAL> 38.12(-1.48 -3.74%)
ヘインズブランズ<HBI> 8.12(+0.17 +2.14%)
ヴァージン・ギャラクティック<SPCE> 5.16(+0.54 +11.58%)
ロッキード・マーチン<LMT> 450.27(-11.47 -2.48%)
フォード<F> 12.71(-0.72 -5.38%)
GM<GM> 36.43(-1.90 -4.96%)
ワーナー・ミュージック<WMG> 32.51(-1.95 -5.65%)

アップル<AAPL> 134.71(+1.30 +0.97%)
マイクロソフト<MSFT> 239.32(+0.81 +0.34%)
アマゾン<AMZN> 98.13(+2.86 +3.00%)
アルファベットC<GOOG> 92.83(+0.92 +1.00%)
テスラ<TSLA> 122.31(-1.25 -1.01%)
メタ・プラットフォームズ<META> 137.10(+0.39 +0.29%)
AMD<AMD> 71.01(+0.21 +0.29%)
エヌビディア<NVDA> 169.07(+3.96 +2.40%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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