外為サマリー：一時１３２円３０銭台に強含むも追随買いは広がらず

　１１日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前１０時時点で１ドル＝１３２円２６銭前後と前日の午後５時時点に比べて４銭程度のドル高・円安となっている。

　１０日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、１ドル＝１３２円２６銭前後と前日に比べて４０銭弱のドル高・円安で取引を終えた。一時１３２円４８銭まで上伸したあとは上値が重くなったが、米長期金利の上昇を受けて堅調に推移した。

　市場参加者の関心が１２日発表の米１２月消費者物価指数（ＣＰＩ）に向かうなか、この日の東京市場のドル円相場は方向感に欠ける動き。午前９時５０分ごろには１３２円３６銭まで強含む場面もあったが、時間外取引で米長期金利の上昇が一服していることもあって追随買いは広がっていない。

　ユーロは対ドルで１ユーロ＝１．０７４５ドル前後と前日の午後５時時点に比べて０．００１０ドル強のユーロ高・ドル安。対円では１ユーロ＝１４２円１２銭前後と同２０銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所：MINKABU PRESS