ソフトバンクGは買い先行、個人の物色意欲強く信用買い残は増加傾向に
ソフトバンクグループ<9984>に買いが先行している。前日は日経平均株価が380円近い下落をみせるなか、指数寄与度の高い同社株は頑強な値動きで0.07%安とわずかな下げにとどまっていた。自社株買いに対する期待感が根強く、値ごろ感に着目した個人投資家資金の流入が継続している。前日は米国株市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が上昇し、米ハイテク株への積極投資で知られる同社株にはポジティブ材料となった形だ。なお、信用取組は売り残が減少する一方で買い残は増加傾向にあり、直近データ(昨年12月23日現在)で買い残高は829万株まで膨らんでおり、信用倍率も1.96倍と株式需給は緩んだ状態にある。そのため、上値では目先筋の売り圧力が拭えず上げ幅も限られている。
出所:MINKABU PRESS
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