アンリツが連日の年初来安値更新、国内大手証券が投資評価を引き下げ
アンリツ<6754>が10日続落し連日の年初来安値更新となっている。SMBC日興証券が23日付で投資評価を「1」から「2」とし、目標株価を1950円から1530円へ引き下げたことが売り材料視されているようだ。
同証券では、米国でのCバンドを中心とした投資拡大期待と、インフレなどによる通信キャリアの通信収入押し下げや投資マインドの減退リスクとを見極めるフェーズにあるとみていたが、キャリアによるCバンドの投資は継続している一方で、同社への需要拡大にはつながっておらず、当面の業績拡大期待が減退したと判断。23年3月期の営業利益予想を201億円から170億円へ、24年3月期を同241億円から183億円へ下方修正した。
出所:MINKABU PRESS
同証券では、米国でのCバンドを中心とした投資拡大期待と、インフレなどによる通信キャリアの通信収入押し下げや投資マインドの減退リスクとを見極めるフェーズにあるとみていたが、キャリアによるCバンドの投資は継続している一方で、同社への需要拡大にはつながっておらず、当面の業績拡大期待が減退したと判断。23年3月期の営業利益予想を201億円から170億円へ、24年3月期を同241億円から183億円へ下方修正した。
出所:MINKABU PRESS