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今日の為替市場ポイント:米国金利の先高観を背景にドル売り縮小も


23日のドル・円は、東京市場で132円16銭から132円81銭まで反発。欧米市場では132円51銭から133円14銭まで上昇し、132円84銭で取引終了。本日26日のドル・円は主に132円台で推移か。米国金利の先高観は後退していないことから、リスク回避的なドル売り・円買いは縮小する可能性がある。

市場参加者の間では「2023年は流動性が世界的な規模で逼迫する可能性がある」との見方が浮上している。日本銀行は先週開催の金融政策決定会合で、長短金利操作による長期金利の許容変動幅を拡大することを決めた。一部の市場参加者は、「日銀はいずれ流動性拡大を中止するのではないか」と懸念している。また、米連邦準備制度理事会(FRB)は今後もしばらく利上げを続けていく姿勢を維持しており、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は「ユーロ圏では米国よりインフレ圧力が強い状態なので、米国より利上げは長期的なものになる可能性がある」との見方を伝えている。こうした動きは主要国の株式市場に大きな影響を与えることになりそうだが、流動性のひっ迫によって新興国市場から投資資金が大量に流出することも一部で警戒されているようだ。

《FA》

 提供:フィスコ

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