サクシード Research Memo(10):強みを生かし3つの成長戦略を遂行
■成長戦略
1. 成長戦略
サクシード<9256>の事業すべてが、教育という日本を支える国策のど真ん中にある、タイミングを得た成長事業である。したがって、今後も「教育と福祉の社会課題を解決し、より良い未来を創造する」という企業ミッションを積極的に遂行していくことで、成長を継続することができると思われる。そうした成長を実現するため、教育サービスと人材サービスを同時に行うシナジー効果、社内のマーケティングチーム、きめ細かなマッチングといった強みを生かして、(1)個別指導教室の出店加速、(2)オンライン家庭教師の生徒数増加、(3)学校・自治体向け人材サービスの拡大という成長戦略を遂行していく計画である。そのうえで、人材サービスで公民連携事業に積極参加し、教育サービスでは個別指導教室事業や家庭教師事業を全国展開していくことで、教育関連サービスのオンリーワンのポジションを獲得する意向である。また、成長に向けて社内にリソースが不足する場合には、M&Aを駆使することも考えている模様である。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
《NS》
提供:フィスコ