三菱UFJが小安い、米CPIの伸び率鈍化で米長期金利が低下
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が小安い。13日発表の11月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回り、伸び率が前月から鈍化したことを受け、米長期金利は一時3.4%台まで低下した。海外金利に低下圧力が掛かることで、利ザヤが縮小するとの懸念が同社株の重荷となったようだ。ただ、米長期金利はその後3.5%台まで戻すなど、低下に一服感もあり、銀行株の下値を探る動きは限られている。三井住友フィナンシャルグループ<8316>は小幅安。みずほフィナンシャルグループ<8411>は朝安後プラスに転じた。
米CPIは前年同月比で7.1%上昇した。事前の市場予想を下回ったほか、伸び率は10月の7.7%から鈍化した。米連邦準備理事会(FRB)による利上げペースが和らぐとの見方から、13日の米国債券市場で長期債価格は上昇(利回りは低下)した。14日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表と、FRBのパウエル議長の記者会見を控えている。
出所:MINKABU PRESS
米CPIは前年同月比で7.1%上昇した。事前の市場予想を下回ったほか、伸び率は10月の7.7%から鈍化した。米連邦準備理事会(FRB)による利上げペースが和らぐとの見方から、13日の米国債券市場で長期債価格は上昇(利回りは低下)した。14日は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表と、FRBのパウエル議長の記者会見を控えている。
出所:MINKABU PRESS