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6485 前澤給装工業

東証S
1,371円
前日比
-1
-0.07%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
16.3 0.74 3.06 2.77
時価総額 295億円
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前澤給装 Research Memo(2):給水装置のトップメーカーとして水道事業発展の一翼を担う


■会社概要

1. 会社概要
前澤給装工業<6485>は東京都目黒区に本社を置く給水装置の総合メーカーとして、サドル付分水栓、止水栓、継手といった製品の設計・製造・販売を行っている。「きれいな水」「安全な水」「おいしい水」と「快適な住空間」を届けることを使命に、大切な水を人々の暮らしへとつなぐ給水装置のトップメーカーとして、水道事業発展の一翼を担ってきた。近年は屋内給水・給湯配管部材や床暖房設備部材の製造販売といった水に係わる事業も拡大しているほか、空調設備向け製品の販売も開始するなど、顧客ニーズに合わせた新製品の開発や、環境に配慮した生産体制を確立している。

同社は、「QSO」『品質は人格であり、安全は協調であり、独創は、改革である』という会社指針に基づき、より「きれいな水」「安全な水」「おいしい水」の供給に向けて、顧客ニーズを第一に考え事業活動に取り組んでいる。また、水道事業の一翼を担う企業として、「水道はライフラインの中心」であるという重要性を常に認識し、その社会的責任を果たすことで、地域社会の発展に貢献することを目指している。

なお同社は、2020年6月25日開催の第64期定時株主総会における株主の承認を条件として、これまでの買収防衛策の一部変更を行ったうえで継続することを決定している(承認可決)。主な内容としては、同社の主な企業価値の源泉である「ものづくり」に関する数々の独自ノウハウ、独自の生産管理システム、全国の水道事業体・管材商社・水道工事業者との信頼関係に基づくブランド力、製販一体化による顧客ニーズへの対応力及び株主の利益を侵害する恐れのある買収を抑止するため、一定の場合には企業価値ひいては株主共同の利益を守るために必要かつ適切な措置をとることを定めている。

2. 沿革
同社は1937年に昭和製作所として創業した。その後、1957年に東京水道工業(株)を設立し、1965年に現社名に変更した。その後、工場建設や物流センター開設等を積極的に行っている。また、1991年に株式を日本証券業協会に店頭登録、1998年に東証市場第2部に上場、2005年には同市場第1部に銘柄指定を行い、2022年4月からの同市場区分再編に伴い、プライム市場へ移行した。なお、成長ドライバーに位置付けている住宅・建築設備事業のさらなる領域拡大のほか、グループ間の効率化促進による収益基盤の強化を目的に、子会社の前澤リビング・ソリューションズを2023年4月に吸収合併する予定だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)

《SI》

 提供:フィスコ

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