三越伊勢丹など百貨店株が底堅い、インバウンド復活で11月は売上高の回復顕著
三越伊勢丹ホールディングス<3099>や高島屋<8233>など百貨店株が売り優勢も底堅さを発揮している。新型コロナウイルスによる影響が薄れる一方で、外国人の入国規制の大幅緩和に伴いインバウンド需要が復活し、百貨店は足もと風向きが変わっている。大手百貨店5社の11月の既存店売上高は全社が前年同月の実績を上回ったことが判明し、これが株価の下支え材料となっている。10月の水際対策大幅緩和に伴い免税売上高などが大きく膨らんだほか、旅行需要の復活で国内客の衣料品販売も好調だった。三越伊勢丹は前年同月比で15%を超える伸びとなった。
出所:MINKABU PRESS
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