三菱UFJなどメガバンク軟調、米長期金利が一段と低下し運用環境悪化を警戒
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が3日続落となったほか、三井住友フィナンシャルグループ<8316>も下値模索の動きを続けるなど、メガバンクが冴えない展開となっている。米国では金融引き締めのペースが緩むことへの思惑が高まり、米10年債利回りが一段と低下している。前日は3.5%近辺まで水準を切り下げており、これを背景に米国株市場ではバンカメ<BAC>が3.4%あまりの下落となったほか、シティグループ<C>、JPモルガン<JPM>、ゴールドマン・サックス<GS>といった大手金融株が軒並み下落した。東京市場でも米国事業を手掛けるメガバンクは運用環境の悪化を警戒する売りが優勢となっている。
出所:MINKABU PRESS
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