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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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2804 ブルドックソース

東証P
1,824円
前日比
+14
+0.77%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
49.7 1.15 1.92 0.82
時価総額 255億円
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【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─年初来高値の突破もあり得る年末相場!(訂正)


「年初来高値の突破もあり得る年末相場!」

●最大の懸念材料にも変化の兆し

 日経平均株価の2022年大発会の初値は2万9098円。この原稿を書いている11月25日時点では2万8283円であり、その差は815円。年内にこれを埋めて年初の水準を上回れるのか。

 もちろん、希望ということなら、上回って欲しい。それが実現すれば、年初来高値(1月5日2万9388円)を更新する可能性も高まるからだ。

 しかし、実際はどうか。私は残る1カ月で2万9388円の突破はあり得る、と見ている。その根拠として上げたいのは、米国の利上げペースのスローダウン、これになる。12月13~14日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げは継続されるだろうが、上げ幅はこれまでの4会合連続の0.75%から0.5%に縮小されるのは、まず間違いないだろう。

 そもそも今年の東京市場、いや、世界の株式市場が下落続きになったのは、(1)米国の政策金利の引き上げ、(2)ロシア・ウクライナ戦争の勃発、(3)新型コロナ感染拡大によるインフレの進行、これらがまとまって市場に覆い被さったためだ。

 ただ、新型コロナの感染拡大は、市場の懸念材料ではなくなっている。ウクライナ戦争はまだ終わっていないが、市場の関心は薄れてしまっているのが実際だ。しかし、「米国の政策金利の引き上げ」の懸念要因は生きていて、市場への影響力もまだ衰えていない。やむなく、われわれはその減速を待っているところだが……。

 だが、幸い「政策金利の引き上げ」についても、少し変化が見られ始めたところだ。最近の米連銀関係者たちの発言を集めてみると、「引き上げを継続する」と繰り返し発言している。ただ、「引き上げ」そのものは継続するのが当然であるのに、敢えてそれを強調し、上げ幅に言及しないのは、引き上げの継続に意味があり、上げ幅を拡大し続けることには前向きではないためと、こう解釈できる。

●年末に向けて需要高まる関連株を狙う

 以上を総合すると、12月は強い相場展開になる可能性が高いため、次のような銘柄に着目だ。

 まずは年末を控え、需要拡大が見込める食品株からマヨネーズに強い味の素 <2802> [東証P]、キユーピー <2809> [東証P]だ。そして、ブルドックソース <2804> [東証P]も。ビール好きならサッポロホールディングス <2501> [東証P]でよい。

 年末になると、どうしても気になるのが健康状態。そのため、なにかとドラッグストアに行くことになるので、クスリのアオキホールディングス <3549> [東証P]、コスモス薬品 <3349> [東証P]を。

 統計的にはどうか不明ながら、空気が乾燥し、暖房器具や火気を使う機会の増える年末に急増すると思えるのが火災。防災関連で能美防災 <6744> [東証P]を。ホーチキ <6745> [東証P]も同業ながら、こちらは目先株価が急騰中なので敬遠したい。

 寒さの中、元気に闊歩する女性たちを一層魅力的に演出するのがブーツ。エービーシー・マート <2670> [東証P]を。もちろん、暖かいコートも必需品となるので、これまでしばしば取り上げている三陽商会 <8011> [東証P]もチェックしたい。

2022年11月25日 記

株探ニュース

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