ロームは一時6%安、JIPの東芝買収案への参画報道受けた売りが続く
ローム<6963>は大幅続落。下落率は一時6%を超えた。16日午後の取引時間中、日本経済新聞電子版が「東芝<6502>の非公開化を巡り、日本産業パートナーズ(JIP)の買収提案にロームやスズキ<7269>が参画していることが16日、わかった」と報じた。これを受けて同日午後のロームの株価は下落した。報道では、同社の投資額は3000億円規模になるとしており、出資効果に対する不透明感や今後の株主還元姿勢に対する悪影響などを意識した売りが続いているようだ。
前日の米国市場で、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大きく下落したことも同社株の重荷となっている。一方、出資参画を報じられたスズキはこの日は反発。大成建設<1801>は3日続伸している。
出所:MINKABU PRESS
前日の米国市場で、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大きく下落したことも同社株の重荷となっている。一方、出資参画を報じられたスズキはこの日は反発。大成建設<1801>は3日続伸している。
出所:MINKABU PRESS