【特集】「半導体商社」が27位、半導体関連の循環物色で注目場面に<注目テーマ>
TOPIX <日足> 「株探」多機能チャートより
1 パワー半導体
2 半導体
3 円高メリット
4 半導体製造装置
5 2022年のIPO
6 仮想通貨
7 ゲーム関連
8 防衛
9 インバウンド
10 TOPIXコア30
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体商社」が27位となっている。
半導体関連銘柄はここにきて日米株式市場ともに買い戻しの動きが加速した。国内ではマスクブランクス検査装置で世界シェアを独占するレーザーテック<6920>が連日プライム市場の売買代金首位の座を確保しながら強烈な上昇トレンドを形成。株価は10月3日の年初来安値1万4320円から直近までの約1カ月半でほぼ倍化した。時価総額ベースに引き直すとおよそ1兆3000億円前後も増加させた勘定となる。
このほか、半導体製造装置で世界屈指の東京エレクトロン<8035>や半導体メモリーテスターの世界トップメーカーであるアドバンテスト<6857>、半導体切断装置で断トツの世界シェアを誇るディスコ<6146>なども揃って大出直り相場を演じている。
こうしたなか、メーカーだけではなく相対的に出遅れていた半導体関連の中小型株にも物色の矛先が向いている。特にPERやPBRで割安感がある半導体商社株も見直しの動きが顕在化している。丸文<7537>が直近年初来高値圏で強調展開を続けているが、このほかミタチ産業<3321>、東京エレクトロン デバイス<2760>、佐鳥電機<7420>、栄電子<7567>、伯東<7433>などをマークしておきたい。
出所:MINKABU PRESS