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ダウ平均は横ばい 楽観ムードもFRBは引き締め変更のシグナルは出していない=米国株序盤

NY株式14日(NY時間11:02)
ダウ平均   33781.23(+33.37 +0.10%)
ナスダック   11246.03(-77.30 -0.68%)
CME日経平均先物 28110(大証終比:+150 +0.53%)

 きょうのNY株式市場は上げを一服させ、ダウ平均は横ばいでの推移となっている。先週の米消費者物価指数(CPI)を受けて、FRBの大幅利上げ期待が後退している。市場では12月FOMCは0.50%ポイントの利上げを80%の確率で織り込んでおり、米株式市場も急速に買戻しが膨らんだが、きょうはその動きも一服している状況。

 市場には楽観的なムードが広がっており、「投資家が資産クラスを問わずリスク選好を強め、市場に顕著な変化が起きている。テクニカル指標も劇的に改善しており、投資家のセンチメント、モメンタム、リスクファクターはすべて顕著な改善を見せている」といった声も聞かれた。

 しかし、FRBは引き締め路線を変更するようなシグナルまでは出していない。ウォーラーFRB理事はきのう、「ペースを落とすことを考え始めてもいい段階だが、我々は軟化していない。ペースに注目するのは止めて、ターミナルレート(最終着地点)がどこになるかに注目し始めた。その終点はまだ先だ」と述べていた。

 今週はウォルマート<WMT>やホーム・デポ<HD>といった小売大手の8-10月期の決算発表が集中する。好調な新学期シーズンとインフレに伴う消費者の生活必需品へのシフトからの恩恵を受けると予測される。しかし、利益率の高い裁量的消費財への支出減が利益を圧迫するとも予想されている。小売業者はホリデーシーズンを前に余剰在庫を処理し、値引きリスクを最小限に抑えようとする。全般的に10月は在庫を抱えた販売業者によるプロモーションが活発化し、来店客数は増加したものの売上高は減少しているとの報告も出ている。

アップル<AAPL> 147.92(-1.78 -1.19%)
マイクロソフト<MSFT> 241.12(-5.99 -2.42%)
アマゾン<AMZN> 98.90(-1.89 -1.87%)
アルファベットC<GOOG> 95.72(-1.01 -1.04%)
テスラ<TSLA> 191.76(-4.21 -2.15%)
メタ・プラットフォームズ<META> 114.57(+1.55 +1.37%)
AMD<AMD> 74.00(+1.63 +2.25%)
エヌビディア<NVDA> 162.97(-0.30 -0.18%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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