ソフトバンクGは利食いこなし3日続伸、1年ぶりに7000円大台を回復
ソフトバンクグループ<9984>が3日続伸し昨年11月中旬以来1年ぶりに7000円大台を回復した。目先高値警戒感から利益確定売りも観測されるものの、依然として上値指向が強い。市場では新たな自社株買いへの思惑も浮上しており、空売り筋の買い戻しを誘発している。「直近では個人投資家も空売りから入る動きが目立つようになっていた」(ネット証券マーケットアナリスト)と指摘されるなか、足もとで信用取組は売り残と買い残が拮抗、信用倍率1.01倍(前週末申し込み現在)とがっぷり四つの状態だ。更に日証金では大幅な売り長状態で、貸借倍率は0.07倍と貸株が融資の10倍以上に膨らんでいる。株不足に伴い逆日歩も続いている状況にあり、株式需給面から浮揚力が働いている。
出所:MINKABU PRESS
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