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株価指数先物【引け後コメント】 売り優勢の展開ながら、2万7000円割れを仕掛けてくる動きにはならず


大阪12月限
日経225先物 27190 -450 (-1.62%)
TOPIX先物 1911.5 -24.5 (-1.26%)

 日経225先物(12月限)は前日比450円安の2万7190円で取引を終了。寄り付きは2万7250円と、シカゴ日経平均先物(2万7255円)にさや寄せする形で、売りが先行した。寄り付き直後に2万7320円まで下げ幅を縮めたが、KDDI <9433> [東証P]やエムスリー <2413> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]の弱い値動きが日経平均株価を押し下げるなか、前場半ばには2万7010円まで売られる場面もあった。ただし、香港ハンセン指数が5%を超える上昇となったほか、心理的な節目である2万7000円を割り込まずに25日移動平均線が支持線として機能するなか、その後は2万7070円~2万7130円辺りでこう着。後場半ば辺りから短期筋のショートカバーが入り、引けにかけ2万7190円まで下落幅を縮めた。

 売り優勢の展開となったものの、25日線がサポートとして機能しており、10月3日の安値2万5610円をボトムとしたリバウンド基調は継続。米雇用統計の発表を受けた市場反応を見極める必要はあるものの、グローベックスでは主要な米株価指数は小幅ながらプラス圏で推移しており、FOMC通過後の下落も落ち着きを見せてくる可能性はあろう。NYダウは直近の下落で75日線水準までの調整を見せたことにより、ボリンジャーバンドでは+2σ水準から+1σ割れまで下げたため、過熱を冷ます調整としては一巡感が意識されやすい。

 米国市場が底堅い値動きを見せてくるようだと、日経225先物も25日線からのリバウンドが期待されよう。神経質な展開が続くだろうが、VIX指数の低下傾向が続くなか、センチメントは悪化しておらず、リバランスに伴うショートカバーも継続すると見ておきたい。

 NT倍率は先物中心限月で一時14.15倍まで低下し、リバランスに伴うTOPIX優位の展開とはなったが、その後は14.22倍まで戻して終えている。14.23倍に位置する25日線が抵抗線として意識される可能性はあるが、ここからNTショート組成よりも、NTロングのタイミング待ちのスタンスと見ておきたい。

 手口面では、日経225先物はJPモルガンが2390枚、ゴールドマンが1580枚、みずほが1130枚、ドイツが940枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが5540枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はみずほが2150枚、BofAが1950枚、シティが1900枚、ゴールドマンが1530枚程度の売り越しに対して、ソジェンが3730枚、ABNアムロが1870枚、BNPパリバが1020枚程度の買い越しだった。

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