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今日の為替市場ポイント:米国金利の先高観後退せず、ドル買い縮小の可能性低い


2日のドル・円は、東京市場で148円37銭から147円17銭まで下落。欧米市場では145円68銭まで下げた後、147円97銭まで反発し、147円92銭で取引終了。本日3日のドル・円は主に147円台で推移か。米国金利の先高観は後退していないことから、ドル買い・円売りがただちに縮小する可能性は低いとみられる。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は1-2日に開催した会合で、主要政策金利を0.75ポイント引き上げることを全会一致で決めた。FF金利の誘導目標レンジは3.75-4.00%となった。12月も0.50ポイント以上の利上げを行う可能性が高いとみられている。FOMCの声明では、今後の引き締めペースについて、「累積効果や経済情勢などを考慮する」との見解を表明した。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は記者会見で、「前回会合以降に入手したデータは、金利の最終的な水準が従来の想定より高くなることを示唆している」との見方を伝えている。

市場参加者の間からは「インフレ関連指標を点検する必要はあるものの、12月と来年1月開催のFOMC会合で合計0.75ポイント以上の追加利上げが決定される可能性は高い」との声が聞かれており、ドル高円安の基調は当面維持されることになりそうだ。

《MK》

 提供:フィスコ

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