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話題株ピックアップ【昼刊】:ソニーG、三井海洋、日本製鉄

■ソニーグループ <6758>  10,880円  +830 円 (+8.3%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 ソニーグループ<6758>は急伸。1日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しを8000億円から8400億円(前期比4.8%減)に上方修正したことを好感した買いが集まった。ストリーミングサービスからの収入増などを背景に、音楽分野での収益見通しを引き上げたほか、映画分野も想定を上回って推移するとみる。一方、ゲーム&ネットワークサービス分野は、「プレイステーション5(PS5)」の値上げ効果が見込まれる半面、自社制作以外のソフトウエアの販売減や、コスト面での為替の悪影響などを要因に、営業利益見通しを引き下げた。10月以降の業績予想の前提となる為替レートは1ドル=140円前後、1ユーロ=138円前後とした。従来は7月以降で1ドル=130円前後、1ユーロ=138円前後だった。4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比9.4%増の5兆633億7300万円、最終利益が同13.5%増の4821億5900万円だった。

■三井海洋開発 <6269>  1,792円  +95 円 (+5.6%)  11:30現在
 三井海洋開発<6269>が大幅高、一時8%高の1833円まで駆け上がり連日で年初来高値を更新した。浮体式の石油・ガス生産設備を設計・建造するが、同分野では世界でも屈指の存在。1日取引終了後、エクソン・モービル<XOM>の南米ガイアナ・Uaruプロジェクト向けFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)の基本設計業務を受注したことを発表、これが投資資金の攻勢を誘っている。また、日本近海の海洋資源に関しては、政府が小笠原諸島・南鳥島沖の海底にあるレアアースについて来年度に採掘法確立に向け技術開発に着手するとの直近報道も株価の刺激材料となっている。今年度第2次補正に関連経費が盛り込まれる見通しで、関連有力株である同社株に思惑が高まっているもよう。

■三菱食品 <7451>  3,165円  +165 円 (+5.5%)  11:30現在
 1日に決算を発表。「上期経常が23%増益で着地・7-9月期も31%増益」が好感された。
 三菱食品 <7451> [東証S] が11月1日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比23.4%増の110億円に伸び、通期計画の215億円に対する進捗率は51.5%に達し、5年平均の41.4%も上回った。
  ⇒⇒三菱食品の詳しい業績推移表を見る

■TDK <6762>  4,860円  +245 円 (+5.3%)  11:30現在
 1日に決算を発表。「今期最終を1%上方修正・6期ぶり最高益更新へ」が好感された。
 TDK <6762> [東証P] が11月1日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比26.3%増の869億円に伸びた。併せて、通期の同利益を従来予想の1450億円→1470億円(前期は1312億円)に1.4%上方修正し、増益率が10.4%増→12.0%増に拡大し、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
  ⇒⇒TDKの詳しい業績推移表を見る

■横河電機 <6841>  2,620円  +128 円 (+5.1%)  11:30現在
 横河電機<6841>が急騰。上昇率は一時10%を超え、8月につけた年初来高値を更新した。1日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、最終利益の見通しを280億円から290億円(前期比36.3%増)に見直した。制御事業と測定器事業の受注高見通しも上方修正しており、これらを好感した買いが集まった。業績予想の前提となる為替レートを1ドル=130円から1ドル=135円と円安方向に見直した。4~9月期の受注実績が好調だったことなども、今期の業績予想に反映させた。4~9月期の連結決算は、売上高が前年同期比11.7%増の2059億1800万円、最終利益が同1.8%増の92億7200万円だった。

■日本製鉄 <5401>  2,156.5円  +76.5 円 (+3.7%)  11:30現在
 日本製鉄<5401>は大幅に3日続伸。上昇率は一時6%を超えた。1日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、最終利益の見通しを6000億円から6700億円(前期比5.1%増)に上方修正した。減益予想から一転して増益予想となり、更に最高益を更新する見通しとなったことを好感した買いが集まった。国内製鉄事業におけるマージンの改善効果などを業績予想に織り込んだ。売上高に相当する売上収益の見通しは8兆円(同17.5%増)で据え置いた。また、これまで70円を計画していた中間配当は前期比20円増配の90円に決定した。期末配当予想は引き続き未定とした。4~9月期の連結決算は、売上収益が前年同期比22.5%増の3兆8744億600万円、最終利益が同24.7%増の3723億7200万円だった。

■寿スピリッツ <2222>  7,810円  +200 円 (+2.6%)  11:30現在
 寿スピリッツ<2222>は反発。1日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を420億円から429億2000万円(前期比33.3%増)へ、営業利益を51億6000万円から61億4000万円(同4.4倍)へ、純利益を34億円から41億7500万円(同2.2倍)へ上方修正しており、これが好感されている。上期において、3年ぶりに行動制限がなく人流が総じて回復基調で推移したことにより、業績が想定を上回って進捗していることが要因。なお、第2四半期累計(4~9月)業績は、売上高200億9900万円(前年同期比68.1%増)、営業損益28億3000万円の黒字(前年同期14億1800万円の赤字)、最終損益19億9400万円の黒字(同2億8200万円の赤字)だった。

■関西電力 <9503>  1,124円  +15 円 (+1.4%)  11:30現在
 関西電力<9503>が反発。電力株が総じて下落するなか、逆行高となっている。1日取引終了後、高浜原子力発電所4号機(福井県高浜町)について、6日に定期検査の最終段階となる調整運転を開始する予定だと発表。これを材料視した買いが入った。同原発4号機は10月21日に「加圧器逃がし弁」の出口温度の上昇を確認し、同日に予定していた原子炉の起動を延期した。その後対策を講じ、諸試験など実施した結果、運転再開の見通しがたったという。12月1日に総合負荷性能検査を実施し、本格運転を再開する予定としている。

■高島屋 <8233>  1,867円  +24 円 (+1.3%)  11:30現在
 高島屋<8233>が堅調。1日取引終了後、10月度の国内百貨店の売上高速報を発表した。店頭売上高は前年同月比14.2%増。免税売上高は同3.6倍となった。同月11日、新型コロナウイルス感染対策を目的に導入された訪日外国人客に対する入国時の規制が緩和された。月次の売上高の伸びを評価した買いが集まったようだ。10月の銀座本店売上高が同36.4%増となった松屋<8237>や、同月の百貨店事業売上高が同20.1%増となったエイチ・ツー・オー リテイリング<8242>も高い。

■第一実業 <8059>  3,975円  +10 円 (+0.3%)  11:30現在
 第一実業<8059>はしっかり。1日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)の連結業績について、売上高が660億円から690億円(前年前期比0.6%増)へ、営業利益が23億円から28億円(同8.0%減)へ、純利益が16億円から22億円(同2.4%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。プラント・エネルギー事業及び産業機械事業の売り上げが好調だったほか、海外での営業取引案件で取引先から取り引きキャンセルの申し出があったことに伴い違約金収入を営業外収益として計上したことが要因としている。また、保有する投資有価証券の一部を売却したことにより、第3四半期決算に投資有価証券売却益18億2100万円を特別利益として計上する予定と発表した。23年3月期業績予想に与える影響は、他の要因も含めて精査中としている。

■花王 <4452>  5,143円  -459 円 (-8.2%)  11:30現在  東証プライム 下落率3位
 花王<4452>が4日ぶりに反落し、大幅安となっている。同社は1日取引終了後、22年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比29.4%減の769億1700万円となり、通期計画の1450億円に対する進捗率が53.0%にとどまったことが嫌気されているようだ。衣料用洗剤を中心に戦略的な値上げを実施したことなどから売上高は同10.5%増の1兆1277億1000万円となったが、原材料価格の高騰が利益面に影響した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

■日本酸素HD <4091>  2,224円  -171 円 (-7.1%)  11:30現在  東証プライム 下落率5位
 日本酸素ホールディングス<4091>が反落している。1日の取引終了後に23年3月期業績予想の上方修正を発表し、純利益を650億円から680億円(前期比6.1%増)へ増額した。ただ、740億円程度とする市場予想に届かなかったことから、足もと失望売りを誘ったようだ。売上収益も9500億円から1兆1600億円(同21.2%増)へ引き上げた。円安による為替影響やエネルギー価格の高騰、インフレに伴う販売価格の大幅な上昇が収益を押し上げる。同時に発表した4~9月期決算は、売上収益が5736億9900万円(前年同期比28.2%増)、純利益が351億4900万円(同2.5%増)だった。

■サイバーエージェント <4751>  1,152円  -73 円 (-6.0%)  11:30現在  東証プライム 下落率7位
 サイバーエージェント<4751>が急落。株価は一時、前日に比べて7%超安に売られ年初来安値を更新した。1日の取引終了後、400億円のユーロ円建転換社債(CB)型新株予約権付社債を発行すると発表しており、CBの株式転換による1株当たり利益の希薄化を懸念する売りが出ている。同債は満期償還日が2029年11月の7年債。転換価格は前日終値を23.02%上回る1507円で決まった。潜在株式による希薄化率は5.25%となる。調達資金は、23年に満期を迎えるユーロ円CBの償還資金や、「ABEMA」やその周辺事業を中心としたメディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業などの事業拡大に伴う運転資金、投融資、M&Aなどに充てる予定だ。

■住友化学 <4005>  469円  -25 円 (-5.1%)  11:30現在  東証プライム 下落率10位
 1日に決算を発表。「今期最終を16%下方修正」が嫌気された。
 住友化学 <4005> [東証P] が11月1日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比8.8%減の810億円に減った。併せて、通期の同利益を従来予想の1250億円→1050億円(前期は1621億円)に16.0%下方修正し、減益率が22.9%減→35.2%減に拡大する見通しとなった。
  ⇒⇒住友化学の詳しい業績推移表を見る

■ブライトパス・バイオ <4594>  94円  +30 円 (+46.9%) ストップ高   11:30現在
 ブライトパス・バイオ<4594>に物色人気が集中。低位株ならではの上昇パフォーマンスで、値幅取り妙味に着目した短期資金を呼び込んでいる。同社は久留米大学発のバイオベンチャーでがん免疫機能を活用した治療薬の開発に取り組んでいる。1日取引終了後、共同研究先である理化学研究所からiPS細胞由来再生NKT細胞療法(iPS―NKT)にかかわる全世界での独占的開発製造販売権を導入するオプション権の行使を決定したことを発表した。これを材料視する買いを呼び込んでいる。

■八千代工業 <7298>  759円  +100 円 (+15.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 八千代工業<7298>はストップ高カイ気配。1日の取引終了後に23年3月期業績予想の上方修正を発表。売上収益を1650億円から1800億円(前期比9.6%増)へ、純利益を23億円から45億円(同12.7%減)へ引き上げており、これを好感した買いが膨らんでいる。為替換算上の増収影響などが売上収益を押し上げる。利益面では、原価改善効果や為替差益などが寄与する。これに伴い、従来18円としていた年間配当予想を34円(前期18円)に大幅増額した。同時に発表した4~9月期決算は、売上収益が908億3400万円(前年同期比21.8%増)。純利益が42億4400万円(同2.6倍)だった。

●ストップ高銘柄
 日本食品化工 <2892>  2,738円  +500 円 (+22.3%) ストップ高   11:30現在
 pluszero <5132>  6,210円  +1,000 円 (+19.2%) ストップ高   11:30現在
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 ブイキューブ <3681>  845円  -150 円 (-15.1%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄

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