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東京株式(大引け)=86円安、ナスダック安嫌気も米株先物にらみ下値抵抗力発揮

 27日の東京株式市場は、目先利益確定の売りが優勢となり日経平均株価は下値を探る展開に。ただ、下げ幅は限定的だった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比86円60銭安の2万7345円24銭と4日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は10億7864万株、売買代金概算は2兆6894億円。値上がり銘柄数は484、対して値下がり銘柄数は1273、変わらずは80銘柄だった。

 きょうの東京市場はリスク回避目的の売りが優勢の流れとなった。前日の米国株市場ではNYダウは小幅プラス圏で着地したものの、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が2%あまりの下げをみせたことで、市場センチメントが悪化した。米国では主力銘柄の決算悪が嫌気されたが、米長期金利の低下が株価下支え効果をもたらしている。ただ、日米金利差縮小を背景に外国為替市場ではドルが売られ、円高方向に急速に振れたことが東京市場ではマイナス材料として作用した。一方、米株価指数先物が堅調な動きをみせたことから、日経平均は下値抵抗力も発揮した。業種別で値上がりは石油や電力など資源エネルギー周辺の5業種にとどまり、残りの28業種が下落。個別でみると値下がり銘柄数はプライム市場全体の約7割を占めている。

 個別ではキヤノン<7751>が大きく売られ、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも軟調。トヨタ自動車<7203>も冴えない。HOYA<7741>が安く、アサヒグループホールディングス<2502>なども値を下げた。信越ポリマー<7970>、フューチャー<4722>が急落、京都銀行<8369>、北國フィナンシャルホールディングス<7381>、ふくおかフィナンシャルグループ<8354>など地銀株が軒並み安。

 半面、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連が高く、ソフトバンクグループ<9984>もしっかり。ファーストリテイリング<9983>も買いが優勢だった。キーエンス<6861>、SMC<6273>などFA関連株が買われ、日本電産<6594>も強い動き。エーザイ<4523>が物色人気となり、ダブル・スコープ<6619>も商いを伴い上昇した。イーソル<4420>が急騰、カプコン<9697>が値を飛ばし、ソシオネクスト<6526>も大幅高。九電工<1959>、トビラシステムズ<4441>の上げ足も目立った。

出所:MINKABU PRESS

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