東エレク、レーザーテックなど売り直される、米半導体関連が再び軒並み急落
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連株が軒並み大幅反落となっている。前週末の米国株市場ではFRBの金融引き締め政策に対する思惑から米長期金利が上昇傾向を強め、ハイテクセクターへの売り圧力が強まった。特に画像処理半導体大手のエヌビディア<NVDA>や半導体製造装置トップのアプライド・マテリアルズ<AMAT>などの下げが目立つなか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4.5%近い急落をみせた。東京市場でもこれを受けて半導体主力株への売りがかさむ展開となっている。外国為替市場では日米金利差拡大を背景にドル高・円安が進んでおり、これは輸出比率の高い半導体製造装置メーカーにとっては有利に働くが、足もとは押し目に買い向かう動きも限定的となっている。
出所:MINKABU PRESS
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