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明日の米CPIを控え、ダウ平均は上下動=米国株序盤

NY株式12日(NY時間11:00)
ダウ平均   29346.33(+107.14 +0.37%)
ナスダック   10398.12(-28.07 -0.27%)
CME日経平均先物 26360(大証終比:-70 -0.27%)

 きょうのNY株式市場は方向感のない展開となっている。取引開始前に発表になった9月の生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったことで、売り先行で始まったものの、直ぐに買い戻されている。

 きょうは午後に9月開催分のFOMC議事録が公表されることや、明日の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、結果と市場の反応を確認したい意向も強いようだ。

 明日の米CPIについて市場では、FRBのタカ派姿勢を確認する内容になるとの見方が有力視されている。しかし、物価上昇は続いているので上昇しても驚くには値しない。ただ、上昇幅は、市場の期待ほどではないが、今年初めよりは若干鈍化傾向も見せている。明日のCPIが高い内容で、インフレ抑制への道のりがいかに長いかを理解する投資家が現れても驚きはないとの指摘も聞かれる。

 FRBのタカ派姿勢、リセッション(景気後退)への警戒感が高まる中、明日の米CPIに市場がどう反応するか注目される。

 エネルギー株やIT・ハイテク株、自動車株が軟調に推移しているほかは、概ね堅調に推移。エネルギー株については、OPECが石油需要の見通しを引き下げており、原油相場が下落していることが圧迫している。

 銀行株が堅調。今週末に第3四半期の決算発表が予定されているが、足元の数字は底堅い内容も見込まれているものの、先行きに関しては弱い見通しを示してくるとの警戒感も高まっている。特に注目は、先行きの不透明感が高まる中、銀行が不良債権にどの程度の引当金を積むかだという。

 ペプシコ<PEP>が取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、予想を上回る好調な数字を発表した。ガイダンスも好調。同業のコカ・コーラ<KO>も買いが膨らんでいる。

ペプシコ<PEP> 169.97(+7.38 +4.54%)
コカ・コーラ<KO> 55.81(+1.33 +2.43%)

アップル<AAPL> 139.40(+0.42 +0.30%)
マイクロソフト<MSFT> 224.34(-1.07 -0.47%)
アマゾン<AMZN> 111.79(-0.42 -0.37%)
アルファベットC<GOOG> 98.67(+0.62 +0.63%)
テスラ<TSLA> 213.02(-3.48 -1.61%)
メタ・プラットフォームズ<META> 127.10(-1.44 -1.12%)
AMD<AMD> 56.73(-0.90 -1.56%)
エヌビディア<NVDA> 113.60(-2.26 -1.95%)
ツイッター<TWTR> 50.30(+0.23 +0.46%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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