キユソ流通が続急落、6~8月期は12%の経常減益で警戒感膨らむ
キユーソー流通システム<9369>は続急落。前日比で8%を超す下げとなった。5日の取引終了後に第3四半期(21年12月~22年8月)の連結決算を発表した。経常利益は前年同期比3.5%増の26億7900万円だったが、6~8月期では前年同期比12%減となった。通期の会社予想に対する第3四半期累計の経常利益の進捗率は69.6%にとどまり、業績の先行きへの警戒感が広がった。
コロナ禍を受けて停滞した同社の外食需要向けの荷動きは回復基調にある一方、物流業界全般に燃料コスト上昇が及ぼす業績への悪影響が意識されている。同社株は9月21日に年初来高値をつけた後、いったん騰勢を弱めていた。マドを開けて75日移動平均線を割り込んだことも売りを促す要因となり、後場一段安となっている。
出所:MINKABU PRESS
コロナ禍を受けて停滞した同社の外食需要向けの荷動きは回復基調にある一方、物流業界全般に燃料コスト上昇が及ぼす業績への悪影響が意識されている。同社株は9月21日に年初来高値をつけた後、いったん騰勢を弱めていた。マドを開けて75日移動平均線を割り込んだことも売りを促す要因となり、後場一段安となっている。
出所:MINKABU PRESS