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3日の株式相場見通し=弱含み推移か、米株安続きリスク回避の動き

 3日の東京株式市場は、主力株をはじめ広範囲にリスク回避ムードが広がり、日経平均は2万5000円台で弱含みの展開が予想される。前週末の欧州株市場は目先突っ込み警戒感からのショートカバーが顕在化し全面高様相に買われたが、米国株市場ではこれを引き継ぐことができなかった。NYダウが500ドルあまりの下げで続落となったほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も下値模索の動きを続けている。8月の米個人消費支出物価指数(PCE)を受けてインフレ警戒感が改めて強まり、株式市場に逆風材料となった。NYダウは9月13日に1300ドル近い暴落をみせたが、その後前日までの14営業日で3600ドル以上も水準を切り下げており、投資マインドは冷え込んだ状態にある。東京市場でもこれを受けてリスク回避目的の売り圧力から逃れにくいが、日経平均は米国市場に先立って前週末に500円近く値を下げており、きょうは先物を絡め買い戻しの動きも見込まれるところ。外国為替市場ではドル買いの動きが強まり、1ドル=144円台後半と円安水準でもみ合っていることもあって、相対的に底堅さを発揮する可能性がある。なお、きょうは中国や韓国株市場は休場となるが、これまで以上に米国株価指数先物の値動きに左右されやすい地合いが想定される。

 9月30日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比500ドル10セント安の2万8725ドル51セントと大幅続落。ナスダック総合株価指数は同161.887ポイント安の1万575.619だった。

 日程面では、きょうは9月の日銀短観や9月開催の日銀金融政策決定会合の主な意見が開示される。海外では米ISM製造業景況感指数、8月の米建設支出など。なお、中国と韓国株市場が休場となる。

出所:MINKABU PRESS

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