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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (10月3日記)

伊藤智洋(テクニカルアナリスト)

 日経平均株価は、6月20日の安値2万5520円が意識される格好で、目先の価格が反発するなら、9月30日の安値2万5805円が押し目になって、本日の価格が反発を開始する公算です。

 強気の展開になるなら、本日は、寄り付き値が9月30日の終値2万5937円前後か、2万5937円以上から始まって、30日の高値2万6273円以上へ上げる展開になると考えられます。

 本日は、寄り付き値が30日の安値2万5805円付近、または2万5805円以下から始まると、価格が上昇しても、30日の高値2万6273円を前に強く上値を抑えられる可能性が大きくなります。

 こちらの展開になる場合、下降の流れを継続して、目先は、一気に3月の安値2万4681円を目指すと考えられます。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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