東京為替:ドル・円は反発、午後は一段高
12日の東京市場でドル・円は反発。政府・日銀による前週の円安けん制で円売りが後退し、一時142円34銭まで値を下げた。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め長期化観測でドル買いは継続し、米金利高を手がかりに午後は143円50銭まで値を上げた。
・ユーロ・円は143円40銭から145円08銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0061ドルから1.0139ドルまで値を上げた。
・17時時点:ドル・円142円70-80銭、ユーロ・円145円20-30銭
・日経平均株価:始値28,483.59円、高値28,612.89円、安値28,438.37円、終値28,542.11円(前日比327.36円高)
【経済指標】
・英・7月鉱工業生産:+0.1%(前月比予想:+0.1%、6月:-0.9%)
・英・7月貿易収支:-193.62億ポンド(予想:-223.50億ポンド、6月:-228.47億ポンド)
【要人発言】
・デギンドス欧州中銀(ECB)副総裁
「金利の上昇は経済成長の足かせとなる可能性」
「0.75%の利上げはインフレ期待の固定化を目指す」
「銀行の収益性を高めるための政策的引き締め」
《TY》
提供:フィスコ