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東京株式(大引け)=31円安、下げ渋るも上値重い展開続く

 5日の東京株式市場は前週末の米国株市場が安かったことでリスク回避の流れが続いたが、売り一巡後は押し目買いで下げ渋る動きをみせた。

 大引けの日経平均株価は前営業日比31円23銭安の2万7619円61銭と4日続落。プライム市場の売買高概算は8億1192万株、売買代金概算は1兆9985億円。値上がり銘柄数は687、対して値下がり銘柄数は1085、変わらずは65銘柄だった。

 きょうの東京市場は朝方にリスク回避目的の売りが先行したが、その後は下げ渋る展開となり、後場に入ると一時プラス圏に浮上する場面もあった。前週末の米国株市場では、注目された8月の米雇用統計がほぼコンセンサス通りの内容だったことから、投資家心理が改善し取引前半は高かったものの、その後は買いが続かなかった。FRBの金融引き締め強化に対する警戒感が拭えない。東京市場でもこの流れを引き継ぎ、日経平均の下げ幅は一時140円に迫ったが、半導体関連の主力銘柄などが切り返し、つれて全体指数も下げ幅を縮小した。一時上昇に転じる場面もあったが、2万7000円台後半は戻り売り圧力も強く、結局マイナス圏に押し戻された。日本時間今晩の米国株市場が休場ということもあり、売買代金は2兆円を下回るなど低調だった。

 個別では、ファーストリテイリング<9983>が下値を探ったほか、任天堂<7974>も冴えない。デンソー<6902>も売りに押された。レノバ<9519>、ホンダ<7267>などが小安く、オリエンタルランド<4661>も軟調。アインホールディングス<9627>が急落となった。ロック・フィールド<2910>も大幅安。大黒天物産<2791>などの下げも目立った。

 半面、レーザーテック<6920>は朝安後にプラスに転じ、東京エレクトロン<8035>もわずかながらプラス圏で引けた。日本郵船<9101>など大手海運株は高安まちまちだった。ダブル・スコープ<6619>がしっかり、リクルートホールディングス<6098>も高い。セグエグループ<3968>が値上がり率トップに買われる人気となり、ネクソン<3659>が大幅高、第一稀元素化学工業<4082>、BEENOS<3328>、新田ゼラチン<4977>なども値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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