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東京株式(大引け)=165円高、パウエル講演控え様子見ムードも

 25日の東京株式市場はリスクを取る動きが先行し、日経平均株価は反発した。買い一巡後は上値が重く2万8000円台半ばでもみ合った。

 大引けの日経平均株価は前営業日比165円54銭高の2万8479円01銭と6日ぶり反発。プライム市場の売買高概算は9億645万株、売買代金概算は2兆222億円。値上がり銘柄数は1243、対して値下がり銘柄数は512、変わらずは83銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウなど主要株価指数が下げ止まったことを受け、目先リバウンド狙いの動きが優勢となった。日経平均は前日までの5営業日で900円あまりの下落をみせており、突っ込み警戒感からの買い戻しや値ごろ感に着目した押し目買いが観測された。日本時間あす夜に予定されるジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長講演を控え、この内容を見極めたいとの思惑が上値を押さえた。取引時間中はアジア株が総じて堅調だったほか、米株価指数先物が堅調な値動きを示したことで、市場のセンチメント改善に貢献した。業種別では33業種中28業種が上昇、医薬品や保険株などに買いが目立った。個別では全体の3分の2にあたる67%の銘柄が上昇している。ただ、様子見ムードは拭えず売買代金は低調だった。

 個別では、三菱重工業<7011>がしっかり、レーザーテック<6920>は売り物をこなしプラス圏で引けた。ダブル・スコープ<6619>が上値追い、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>が大幅高に買われた。第一三共<4568>が大きく上値を伸ばし、レノバ<9519>も高い。日本電波工業<6779>は値上がり率トップに買われ、エムアップホールディングス<3661>、イトーキ<7972>、アイスタイル<3660>などが値を飛ばした。

 半面、日本電産<6594>が売られ、ファーストリテイリング<9983>、花王<4452>などが軟調。SMC<6273>も下値を探る展開を強いられた。UACJ<5741>が大幅安となったほか、神戸物産<3038>、リブセンス<6054>などの下げも目立っている。サンデン<6444>が水準を切り下げ、東邦ガス<9533>、KeePer技研<6036>も売りに押された。

出所:MINKABU PRESS

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