話題株ピックアップ【昼刊】:オープンドア、ラウンドワン、セイファート
■オープンドア <3926> 2,012円 +148 円 (+7.9%) 11:30現在 東証プライム 上昇率3位
オープンドア<3926>、アドベンチャー<6030>など旅行関連株が全般軟調相場のなか高い。日本経済新聞電子版が22日、「政府は日本への入国・帰国時に求めている海外での新型コロナウイルス検査について、条件付きで不要とする検討に入った」と報じた。これを受け、新型コロナウイルス対策に伴う規制の緩和が今後一段と進み、旅行需要が回復に向かうとの思惑が高まったとみられ、旅行関連に位置づけられる一連の銘柄に買いが向かっているようだ。エアトリ<6191>、KNT-CTホールディングス<9726>、ベルトラ<7048>なども上昇している。
■ラウンドワン <4680> 2,006円 +32 円 (+1.6%) 11:30現在
ラウンドワン<4680>が反発している。22日の取引終了後、24年4月をメドに持ち株会社体制に移行するための検討を開始すると発表しており、これが好材料視されている。同社グループは米国、中国に子会社を設立して事業を展開しているが、事業展開を更に加速させるとともに、グループガバナンスを一層強化して企業価値の向上を追求するためには、持ち株会社体制へ移行することが最適であると判断したという。持ち株会社体制への移行による経営効率化や事業展開加速への期待が、買いにつながっているようだ。
■日野自動車 <7205> 589円 -40 円 (-6.4%) 11:30現在 東証プライム 下落率2位
日野自動車<7205>は大幅安で4日続落している。22日午後にエンジン認証不正問題に関して、小型トラックでも不正があったと発表。これにより、国内で販売するトラックの大半が出荷できなくなり、業績へのダメージを懸念した売りが出ているようだ。
■東京エレクトロン <8035> 45,300円 -380 円 (-0.8%) 11:30現在
半導体関連株が連日の下落。東京エレクトロン<8035>が続落し、ディスコ<6146>や東京精密<7729>も値を下げている。22日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.7%安と大幅下落した。インフレ懸念で米国の10年債利回りが3%台に乗せるなか、半導体関連など高PERのハイテク株が売られた。この流れを受け、東京市場でも東エレクなど半導体関連株に売りが波及している。
■西松屋チェーン <7545> 1,661円 -4 円 (-0.2%) 11:30現在
西松屋チェーン<7545>が反落している。22日の取引終了後に発表した8月度(7月21日~8月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比3.6%減と2カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されている。粉ミルクやベビーフード、調乳・衛生用品の売上高は好調に推移したものの、夏物衣料の販売が前月までに前倒しで進んだことから前年割れとなった。なお、全店売上高は同1.0%減だった。
■セイファート <9213> 1,393円 +300 円 (+27.5%) ストップ高 11:30現在
セイファート<9213>がストップ高の1393円に買われている。IBJ<6071>が22日の取引終了後に関東財務局に提出した変更報告書で、IBJのセイファート株式保有割合が5.03%から6.74%に上昇したことが判明しており、思惑が膨らんでいるようだ。なお、保有目的は純投資で、報告義務発生日は8月22日としている。
■ストリームM <4772> 244円 +50 円 (+25.8%) ストップ高 11:30現在
ストリームメディアコーポレーション<4772>が大幅高となっている。同社は22日、ストリームMが日本でのマネジメント業務を行うアーティストらの総括プロデューサーであるスーマン・リー氏と、SMエンターテインメント(韓国)がサウジアラビア投資部と現地市場進出及び共同事業推進のための3社業務協約(MOU)を締結したと発表。今後の展開などが期待されているようだ。今回のMOUにより、スーマン・リー総括プロデューサーとSMエンターテインメントはサウジ投資部の積極的な支援のもと、S-Pop(サウジポップ)のプロデュースと現地アーティスト発掘及び育成、韓国とサウジの文化を共有できるメタバースプラットフォームの構築、紅海沿岸沿いに一年中音楽フェスティバルを開催できるヴェニューの設立、多様なコンテンツ製作、IP(知的財産)を活用した商品製作及び販売など、本格的に現地での進出事業を推進することになるという。
■ノムラシス <3940> 148円 +23 円 (+18.4%) 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ
ノムラシステムコーポレーション<3940>が急伸している。同社は22日、通信キャリアを中心に売上高12兆円に迫る日本最大の企業グループにおける地域通信事業を担うグループ会社から、サブスクリプションビジネス運用支援プロジェクトを受注したと発表しており、これが株価を刺激しているようだ。なお、受注先や受注金額については明らかにしていない。
■デジタルプラス <3691> 978円 +150 円 (+18.1%) ストップ高 11:30現在
デジタルプラス<3691>がストップ高。同社は22日、企業のファンマーケティングを支援する「NFTデジタルギフト」の提供を開始すると発表しており、これが材料視されているようだ。同社は、約10兆円といわれている日本国内のギフト市場で、事業成長を目指しデジタルギフトサービスを始動し、今期においては10兆円市場のなかの約7500億円といわれている金券市場をターゲットにサービスの開発・売り上げの拡大をすべく事業を推進している。今回、来期の事業成長を見据え、次のターゲットとなる法人ギフト市場でのノベルティ市場に着目し、NFTを活用したサービス展開を始めることにしたという。
■レントラックス <6045> 752円 +79 円 (+11.7%) 一時ストップ高 11:30現在
レントラックス<6045>が急伸し一時ストップ高の773円に買われている。22日の取引終了後に発表した7月度の月次売上高で、取扱高が前年同月比55.1%増、売上高が同69.1%増となり、ともに6月の伸び率を上回ったことが好感されている。また、「レントラックス(Rentracks)」に登録した広告掲載媒体の運営者数は4万6566人と前月比386人増加した。
■日本システム技術 <4323> 2,695円 +225 円 (+9.1%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
日本システム技術<4323>は急伸。22日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、これを好感した買いが入っている。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家がより参画しやすい環境を整えることで、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的としている。効力発生日は10月1日。
■Link-U <4446> 761円 +29 円 (+4.0%) 11:30現在
Link-U<4446>は3日続伸。22日の取引終了後、韓国のスマートフォンに最適化された縦読みマンガ「Webtoon(ウェブトゥーン)」制作スタジオStudio Boom(ソウル市)と共同で会社を設立することについて決議したと発表しており、これが好感されている。新会社「Studio Moon 6」は、資本金7000万円で、それぞれ50%の出資で設立。デジタルコンテンツの企画制作などを行い高品質のウェブトゥーン作品を制作し流通させることが目的で、リンクユーの持ち分法適用関連会社となる予定。なお、本件による業績への影響は短期的には軽微としている。
■オーケストラ <6533> 2,767円 +104 円 (+3.9%) 11:30現在
Orchestra Holdings<6533>が反発している。22日の取引終了後、連結子会社デジタルアイデンティティが、インターネットマーケティング事業を行うLIFULL Marketing Partners(東京都千代田区、以下LMP)の全株式を9月30日付で取得し子会社化すると発表しており、これが好材料視されている。LMPがグループに加わることにより、デジタルマーケティングに関するナレッジの共有や顧客基盤の共有、サービスラインアップの拡充が図られ、顧客に対してより広範かつ品質の高いデジタルマーケティング支援が可能になると見込む。取得価額は6億9000万円。なお、22年12月期業績への影響は軽微としている。
■JBR <2453> 747円 +28 円 (+3.9%) 11:30現在
ジャパンベストレスキューシステム<2453>は大幅反発。22日の取引終了後、8月31日付で56万823株(発行済み株数の1.62%)の自社株を消却すると発表したことが好感されている。なお、消却後の発行済み株数は3412万7177株となる予定だ。
●ストップ高銘柄
FLネット <9241> 1,524円 +300 円 (+24.5%) ストップ高 11:30現在
エムティジェネックス <9820> 2,783円 +500 円 (+21.9%) ストップ高 11:30現在
スターツ出版 <7849> 4,800円 +700 円 (+17.1%) ストップ高 11:30現在
新東 <5380> 5,250円 +700 円 (+15.4%) ストップ高 11:30現在
ソレキア <9867> 5,250円 +700 円 (+15.4%) ストップ高 11:30現在
など、9銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
オープンドア<3926>、アドベンチャー<6030>など旅行関連株が全般軟調相場のなか高い。日本経済新聞電子版が22日、「政府は日本への入国・帰国時に求めている海外での新型コロナウイルス検査について、条件付きで不要とする検討に入った」と報じた。これを受け、新型コロナウイルス対策に伴う規制の緩和が今後一段と進み、旅行需要が回復に向かうとの思惑が高まったとみられ、旅行関連に位置づけられる一連の銘柄に買いが向かっているようだ。エアトリ<6191>、KNT-CTホールディングス<9726>、ベルトラ<7048>なども上昇している。
■ラウンドワン <4680> 2,006円 +32 円 (+1.6%) 11:30現在
ラウンドワン<4680>が反発している。22日の取引終了後、24年4月をメドに持ち株会社体制に移行するための検討を開始すると発表しており、これが好材料視されている。同社グループは米国、中国に子会社を設立して事業を展開しているが、事業展開を更に加速させるとともに、グループガバナンスを一層強化して企業価値の向上を追求するためには、持ち株会社体制へ移行することが最適であると判断したという。持ち株会社体制への移行による経営効率化や事業展開加速への期待が、買いにつながっているようだ。
■日野自動車 <7205> 589円 -40 円 (-6.4%) 11:30現在 東証プライム 下落率2位
日野自動車<7205>は大幅安で4日続落している。22日午後にエンジン認証不正問題に関して、小型トラックでも不正があったと発表。これにより、国内で販売するトラックの大半が出荷できなくなり、業績へのダメージを懸念した売りが出ているようだ。
■東京エレクトロン <8035> 45,300円 -380 円 (-0.8%) 11:30現在
半導体関連株が連日の下落。東京エレクトロン<8035>が続落し、ディスコ<6146>や東京精密<7729>も値を下げている。22日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.7%安と大幅下落した。インフレ懸念で米国の10年債利回りが3%台に乗せるなか、半導体関連など高PERのハイテク株が売られた。この流れを受け、東京市場でも東エレクなど半導体関連株に売りが波及している。
■西松屋チェーン <7545> 1,661円 -4 円 (-0.2%) 11:30現在
西松屋チェーン<7545>が反落している。22日の取引終了後に発表した8月度(7月21日~8月20日)の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比3.6%減と2カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されている。粉ミルクやベビーフード、調乳・衛生用品の売上高は好調に推移したものの、夏物衣料の販売が前月までに前倒しで進んだことから前年割れとなった。なお、全店売上高は同1.0%減だった。
■セイファート <9213> 1,393円 +300 円 (+27.5%) ストップ高 11:30現在
セイファート<9213>がストップ高の1393円に買われている。IBJ<6071>が22日の取引終了後に関東財務局に提出した変更報告書で、IBJのセイファート株式保有割合が5.03%から6.74%に上昇したことが判明しており、思惑が膨らんでいるようだ。なお、保有目的は純投資で、報告義務発生日は8月22日としている。
■ストリームM <4772> 244円 +50 円 (+25.8%) ストップ高 11:30現在
ストリームメディアコーポレーション<4772>が大幅高となっている。同社は22日、ストリームMが日本でのマネジメント業務を行うアーティストらの総括プロデューサーであるスーマン・リー氏と、SMエンターテインメント(韓国)がサウジアラビア投資部と現地市場進出及び共同事業推進のための3社業務協約(MOU)を締結したと発表。今後の展開などが期待されているようだ。今回のMOUにより、スーマン・リー総括プロデューサーとSMエンターテインメントはサウジ投資部の積極的な支援のもと、S-Pop(サウジポップ)のプロデュースと現地アーティスト発掘及び育成、韓国とサウジの文化を共有できるメタバースプラットフォームの構築、紅海沿岸沿いに一年中音楽フェスティバルを開催できるヴェニューの設立、多様なコンテンツ製作、IP(知的財産)を活用した商品製作及び販売など、本格的に現地での進出事業を推進することになるという。
■ノムラシス <3940> 148円 +23 円 (+18.4%) 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ
ノムラシステムコーポレーション<3940>が急伸している。同社は22日、通信キャリアを中心に売上高12兆円に迫る日本最大の企業グループにおける地域通信事業を担うグループ会社から、サブスクリプションビジネス運用支援プロジェクトを受注したと発表しており、これが株価を刺激しているようだ。なお、受注先や受注金額については明らかにしていない。
■デジタルプラス <3691> 978円 +150 円 (+18.1%) ストップ高 11:30現在
デジタルプラス<3691>がストップ高。同社は22日、企業のファンマーケティングを支援する「NFTデジタルギフト」の提供を開始すると発表しており、これが材料視されているようだ。同社は、約10兆円といわれている日本国内のギフト市場で、事業成長を目指しデジタルギフトサービスを始動し、今期においては10兆円市場のなかの約7500億円といわれている金券市場をターゲットにサービスの開発・売り上げの拡大をすべく事業を推進している。今回、来期の事業成長を見据え、次のターゲットとなる法人ギフト市場でのノベルティ市場に着目し、NFTを活用したサービス展開を始めることにしたという。
■レントラックス <6045> 752円 +79 円 (+11.7%) 一時ストップ高 11:30現在
レントラックス<6045>が急伸し一時ストップ高の773円に買われている。22日の取引終了後に発表した7月度の月次売上高で、取扱高が前年同月比55.1%増、売上高が同69.1%増となり、ともに6月の伸び率を上回ったことが好感されている。また、「レントラックス(Rentracks)」に登録した広告掲載媒体の運営者数は4万6566人と前月比386人増加した。
■日本システム技術 <4323> 2,695円 +225 円 (+9.1%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位
日本システム技術<4323>は急伸。22日の取引終了後、9月30日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表しており、これを好感した買いが入っている。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家がより参画しやすい環境を整えることで、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的としている。効力発生日は10月1日。
■Link-U <4446> 761円 +29 円 (+4.0%) 11:30現在
Link-U<4446>は3日続伸。22日の取引終了後、韓国のスマートフォンに最適化された縦読みマンガ「Webtoon(ウェブトゥーン)」制作スタジオStudio Boom(ソウル市)と共同で会社を設立することについて決議したと発表しており、これが好感されている。新会社「Studio Moon 6」は、資本金7000万円で、それぞれ50%の出資で設立。デジタルコンテンツの企画制作などを行い高品質のウェブトゥーン作品を制作し流通させることが目的で、リンクユーの持ち分法適用関連会社となる予定。なお、本件による業績への影響は短期的には軽微としている。
■オーケストラ <6533> 2,767円 +104 円 (+3.9%) 11:30現在
Orchestra Holdings<6533>が反発している。22日の取引終了後、連結子会社デジタルアイデンティティが、インターネットマーケティング事業を行うLIFULL Marketing Partners(東京都千代田区、以下LMP)の全株式を9月30日付で取得し子会社化すると発表しており、これが好材料視されている。LMPがグループに加わることにより、デジタルマーケティングに関するナレッジの共有や顧客基盤の共有、サービスラインアップの拡充が図られ、顧客に対してより広範かつ品質の高いデジタルマーケティング支援が可能になると見込む。取得価額は6億9000万円。なお、22年12月期業績への影響は軽微としている。
■JBR <2453> 747円 +28 円 (+3.9%) 11:30現在
ジャパンベストレスキューシステム<2453>は大幅反発。22日の取引終了後、8月31日付で56万823株(発行済み株数の1.62%)の自社株を消却すると発表したことが好感されている。なお、消却後の発行済み株数は3412万7177株となる予定だ。
●ストップ高銘柄
FLネット <9241> 1,524円 +300 円 (+24.5%) ストップ高 11:30現在
エムティジェネックス <9820> 2,783円 +500 円 (+21.9%) ストップ高 11:30現在
スターツ出版 <7849> 4,800円 +700 円 (+17.1%) ストップ高 11:30現在
新東 <5380> 5,250円 +700 円 (+15.4%) ストップ高 11:30現在
ソレキア <9867> 5,250円 +700 円 (+15.4%) ストップ高 11:30現在
など、9銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース