名村造はS高カイ気配、新造船事業の改善などで第1四半期は経常黒字に浮上
名村造船所<7014>がストップ高カイ気配となっている。同社は5日取引終了後、23年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。経常損益が96億5100万円の黒字(前年同期は55億1900万円の赤字)となったことが好感されているようだ。
売上高は前年同期比71.9%増の361億3300万円で着地した。新造船事業の改善に加え、損益面では原価削減活動による効果や不況時に受注した低船価船の予想収益が円安の進行で大幅に改善される見込みとなり多額の工事損失引当金を取り崩すことができたことなどが寄与した。なお、通期業績予想については売上高1150億円(前期比37.9%増)、経常損益は10億円の黒字(前期は82億4400万円の赤字)とする従来計画を据え置いている。
出所:MINKABU PRESS
売上高は前年同期比71.9%増の361億3300万円で着地した。新造船事業の改善に加え、損益面では原価削減活動による効果や不況時に受注した低船価船の予想収益が円安の進行で大幅に改善される見込みとなり多額の工事損失引当金を取り崩すことができたことなどが寄与した。なお、通期業績予想については売上高1150億円(前期比37.9%増)、経常損益は10億円の黒字(前期は82億4400万円の赤字)とする従来計画を据え置いている。
出所:MINKABU PRESS