日経平均は181円高、寄り後は堅調
日経平均は181円高(9時10分現在)。今日の東京株式市場は買いが先行した。日経平均が昨日400円近く下げ、東京市場では米中対立激化をすでにある程度織り込んだとの見方があった。また、外為市場で1ドル=133円30銭台と昨日15時頃に比べ2円70銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場の輸出株などの株価を支えた。さらに、主要企業の4-6月期決算発表が続いており、好業績銘柄への物色意欲が引き続き株価支援要因となった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、このところ日経平均は心理的な節目とされる28000円近辺で押し戻される展開となっており、上値の重さを指摘する向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。寄り後、日経平均は堅調に推移している。
《FA》
提供:フィスコ