外為サマリー:一時130円30銭台へ大幅な円高進行、米中リスク高まりリスク回避
2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=130円65銭前後と前日午後5時時点に比べ1円90銭前後の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=134円14銭前後と同1円40銭強のユーロ安・円高で推移している。
急激なドル安・円高が進行し、午前9時10分過ぎに131円を割り込んだ。午前10時30分過ぎには130円38銭と6月初旬以来、約2カ月ぶりのドル安・円高水準をつけた。ペロシ米下院議長が、2日夜にも台湾を訪問すると伝わり、米中間の緊張が高まることへの警戒感が高まった。景気減速懸念で米長期金利が低下していることもドル売り・円買い要因に働いた。リスク回避の円高がどこまで進むかが、市場の関心を集めている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0267ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
急激なドル安・円高が進行し、午前9時10分過ぎに131円を割り込んだ。午前10時30分過ぎには130円38銭と6月初旬以来、約2カ月ぶりのドル安・円高水準をつけた。ペロシ米下院議長が、2日夜にも台湾を訪問すると伝わり、米中間の緊張が高まることへの警戒感が高まった。景気減速懸念で米長期金利が低下していることもドル売り・円買い要因に働いた。リスク回避の円高がどこまで進むかが、市場の関心を集めている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0267ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。
出所:MINKABU PRESS