オーバルが続急騰、アントンパールによる株式大量取得を材料に32年ぶり高値
オーバル<7727>は前週末まで2営業日連続のストップ高人気となっていたが、きょうも上げ足が止まらず、一時57%高の947円と暴騰した。これは1990年以来約32年ぶりの高値圏。きょうは上限値幅の拡大で400円高の1002円がストップ高水準となる。研究用及び産業用測定器・分析機器を製造するアントンパールが同業態の同社株を買い増す動きをみせており、同社株の保有株比率は直近発表分で8.38%まで高まっている。保有に際しては同社の経営に関与する姿勢を示していることで、思惑買いの対象となっている。なお、オーバル側は大規模な買い付けに関する対応方針の導入を発表するなどしており、敵対的買収の色を強めている。
出所:MINKABU PRESS
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