レーザーテック、東エレクなど売り優勢で始まる、米半導体株安と円高が逆風に
レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置の主力銘柄への売りが優勢となっている。前週末の米国株市場では米10年債利回りが急低下したものの、ハイテク株は買い疲れ感から売りに押される展開となった。特に半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.6%安とナスダック総合株価指数を上回る下落率となった。エヌビディア<NVDA>が4%を超える下げとなったほか、半導体製造装置トップメーカーのアプライド・マテリアルズ<AMAT>やメモリー製造大手のマイクロンテクノロジー<MU>なども総じて下値を探る展開を強いられており、東京市場にもこの流れが波及している。外国為替市場で足もと円高に振れていることもネガティブに作用している。
出所:MINKABU PRESS
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