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今日の為替市場ポイント:米長期金利下げ渋りでドルは底堅い動きを保つ可能性


20日のドル・円は、東京市場では138円37銭から137円90銭まで下落。欧米市場では137円97銭まで売られた後、138円30銭まで戻しており、138円27銭で取引終了。本日21日のドル・円は主に138円台で推移か。米長期金利は下げ渋っており、ドルは底堅い動きを保つ可能性がある。

20日のニューヨーク外為市場では、ユーロ売り・米ドル買いが優勢となった。欧州中央銀行(ECB)は21日に理事会を開いて主要政策金利などを決定するが、ECBが50ベーシスポイントの利上げに踏み切る可能性は低いとの見方が浮上している。ロシアから欧州に天然ガスを供給するパイプライン「ノルドストリーム1」の運用は21日に再開されるが、一部の関係者は「ガス供給はしばらく停止するか、供給量が減少する可能性が高い」と予想している。このため、欧州経済はエネルギー不足に直面し、経済活動の停滞が予想されることから、一部の市場参加者は「ECBは利上げを積極的に推進できなくなる」と予想しているようだ。ユーロ・ドルについては、欧州の政治不安も警戒されており、7月中に1ユーロ=1ドルを再び下回る可能性がありそうだ。

《FA》

 提供:フィスコ

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